SHYの敵・スティグマの正体は誰?組織名アマラリルクの由来についても


SHYは『週刊少年チャンピオン』にて、2019年35号より連載中のマンガ

21世紀半ばごろ、世界各国に一人ずつ現れたヒーローの尽力で、地球から戦争がなくなった

日本のヒーローは恥ずかしがりやの女の子・シャイ

ヒーローとして少しずつ成長していく中、スティグマと呼ばれる謎の少年が現れる

彼の他人の心を利用し暴走させる、非道な力を目の当たりにしたシャイ

ヒーローは世界各国で協力して、スティグマと、彼が率いる組織『アマラリルク』を止めるために戦っていく

2023年秋にアニメ化が話題

そんなSHYですが敵のボス・スティグマの正体はすでに明かされています
本記事ではその点を解説します

SHYの敵・スティグマの正体は誰?

16巻の紹介文にこちらの記述があります

>シャイはアマラリルクのボス・スティグマの正体が自身の姉・シャインであると考え、インドのヒーロー・ニルヴァーナと共にシャインのことを最もよく知る人物に会いに行くことに。その人物とは…えびおさん!? シャインの秘められた過去が明らかに……!

ヒーローだったSHYの姉・シャインが生きている

シャインはヒーロー活動中の事故で死亡、葬式も行われている

しかし第103話(コミックス12巻)でシャインは生きているとクラスメイトのイコに告げられる

イコは以前、スティグマによって闇落ちさせられそうになるがSHYによって生還

それ以降ヒーローたちに加担する立場にはなっているが

この時のイコは、まるでシャインが乗り移ったかのよう

シャインはスティグマなのか

おなじ第103話(コミックス12巻)でイコが

シャインはスティグマであると告げている

ヒーローとして人を助けられなかった経験が影響していると

その後の『SHY』のストーリーは、なぜシャインが闇落ちしたか掘り下げることが

アマラリスクを止める方法のヒントになるという展開も話の柱になっていく

そういえばアマラリルクという組織の名前

以前にシャインというか、SHYの姉が雨の中の傘のなかのことを

雨ら離る空(あまらりるく)と名付けた話がありました

そのまま同じですね

組織名アマラリルクの由来

さきほど『雨ら離る空』だと解説したじゃないか?と思いましたか

そうではなくて作者がどこからこの言葉を持ってきたのかという視点

アマラリルクに似た言葉

マンガでは神話とか聖書などが由来なことが多いですが今回はどうでしょうか

6世紀の現在のスペインにあたる西ゴート王国

この王国の王の名前が

Amalaric(アマラリック)

他には、旧約聖書にAmalek(アマレク人)というのが出てきます

古代パレスチナの遊牧民族。後にユダヤ人に吸収されて消滅したとされます

このあたりが由来と思われます

スティグマについては?

もともとは古代ギリシアで「身分の低い者」や「犯罪者」などを識別するために体に強制的に付けた「印(しるし)」の呼称ですがそれだったんでしょうか

スティグマの由来は

1.聖痕 – イエスが磔刑となった際についた傷

2.日本語の「差別」や「偏見」などに対応し、具体的には、「精神疾患など個人の持つ特徴に対して、周囲から否定的な意味づけをされ、不当な扱いことをうけること」

3.峰倉かずやの漫画のタイトル

ストーリーは

戦争の後、青空が見えなくなり鳥も絶滅し空は灰色になる

記憶を失った男は、絶滅したとされる鳥類を探す少年・ティトと青空を探す旅に出る

これらのすべてから影響を受けていると思われます

もちろん、『周囲から否定的な意味づけをされ、不当な扱いことをうけること』というのが言いたいところだとは思われますが

スティグマと名付けたのは誰かを思い出してみましょう

本人ではありません

ヒーローたちがそう呼んでいたというのがおそらくマンガに出てくる最初

だとしたら、偏見とか不当な扱いといった意味の名前では呼びませんね

英ロックバンドEMFの1992年のアルバムがStigmaというタイトルなので

このあたりから『Stigmaって何かカッコいい響きだ』ということで名前を付けて

あとから意味を調べて、これだ!となったのではないでしょうか

まとめ

SHYの敵・スティグマの正体は誰?組織名アマラリルクの由来についてもという記事でした

スティグマの正体はSHYの姉、先代日本のヒーローであったシャイン

アマラリルクの由来(作者がなぜその名をつけたか)は6世紀の西ゴート王国の王

Amalaric(アマラリック)ではないか

そしてスティグマの名前の由来(作者がなぜその名をつけたか)は

英ロックバンドEMFのアルバムタイトルではないか

ということでした

しかし、スティグマの正体についてはまだ断定されていないという説もあります

まだまだ原作の連載はつづいています

ぜひ原作マンガでチェックしてみましょう

キャンペーンで数話が無料だったりするタイミングもありますよ

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