JAZZマンガのBLUE GIANTはビッグコミックに2013年から2016まで連載
2023年現在も続編・アメリカ編のBLUE GIANT EXPLORERが連載中
ジャズに目覚めてサックスを始めた少年が主人公
2023年2月にアニメ映画が公開されました
アニメ映画「BLUE GIANT」監督は立川譲!脚本はNUMBER 8、公開は2023年に(コメントあり)https://t.co/I6Bjv9QaDn pic.twitter.com/WH7NP3mUDp
— コミックナタリー (@comic_natalie) June 22, 2022
マンガは仙台の高校生・宮本大が、世界一のサックスプレイヤーを目指し奮闘していくストーリー
アニメ映画は20203年2月17日に公開されていますがいきなり批判というかとまどいの声があがっています
そちらについて解説です
ブルージャイアントのアニメ映画はCGがひどい
実際に映画を見た人のほとんどが指摘しているガッカリポイントがCG画像
それ以外にも残念ポイントがいくつかあります
それらを解説していきましょう
演奏シーンでの人物画像がひどい
映画でのお話
演奏しているステージの引きの画像の人物のグラフィックが
モーションキャプチャーというかポリゴンというか
レベル低く実写をコンピューターグラフィック化したような感じで
映画を見ていると『えっ?』と思って
一瞬ビックリします
ゲームが始まったのかと思っちゃいますね
演奏シーンでキャラクターがポリゴン化すると、クオリティが急に3D格闘ゲームツクールみたいになるので、そこは心の眼で補完しましょう。音に全振りした潔いアニメ。
映画『BLUE GIANT』のレビューを書きました! | Filmarkshttps://t.co/yqb8TXTRVQ #Filmarks #映画 #BLUEGIANT
— VOT (@vottom) February 17, 2023
音楽は良いが演出が微妙
音楽は、宮本大たちの演奏シーンは良いですね
これはぜひ映画館で体験してもらいたい
特にピアノがベースもカバーしている感じがあまり違和感なく
さすが!という印象です
でも違和感のあるストーリーのポイントがいくつか
漫画を見ている人にはおなじみのコミックス巻末で関係者が宮本大の思い出を語るくだりが映画でもたびたびでてきます
でも唐突に出てくるので漫画を読んでない人には、『これ、だれ?』と疑問が残る感じ
特に宮本大の師匠である由井はもうちょっと取り上げたほうが良かったんじゃないかと
映画からはいる人のことも考えてちょっとこの人が誰なのか解説を入れるといった優しさが必要です
ストーリーが違うポイント
マンガのファンからするとここをカットしてどうするんだ!と違和感を持つポイント
ストーリー展開が違うじゃないかと指摘するポイントがあります
物語のスタートの時点が違う
マンガのBLUE GIANTは主人公の高校生・宮本大が仙台の河原でサックスの練習をしているところから始まります
映画ではJAZZミュージシャンを目指して上京するところから
もちろん仙台で高校生のときにサックスを始めたこと
半年程度レッスンを受けていたことなど背景はそのまま踏襲されていますが
仙台での話・高校時代の話が全く出て来ない
学園祭のシーンや仙台のJAZZフェスのシーン、ミニチュアシュナウザーのバーナム、バークリー音楽院卒の音楽教師である由井とのエピソードなどを期待していた人たちからは肩透かしだと声が上がっています
予告編の時点ですでにこの話題は出ていました
えぇぇぇ!仙台編をやると思ってたのに!東京編なのねぇ。
→”2月17(金)公開|映画『BLUE GIANT』予告編” https://t.co/GxqCfYoQnb
— やまぐちけんすけ (@stephen1226) December 17, 2022
カットされているエピソード
いくつかあります
JASS初ライブ後にドラムの玉田が落ち込んでスランプになるエピソードがカット
ギタリスト川喜田元がJASSのライブに飛び入りするエピソードがカット
宮本大がケンカして警察に捕まるシーンがカット
宮本大が仙台に帰って海外渡航先について由井と話をするシーンがカット
ピアノの雪祈が海外ミュージシャンのバンドに代役で出演したライブハウスは、マンガではSo Blueだが映画では系列店のコットンズ
それ以外にも川喜田元の家にあったギターが雑な絵になっているとか
宮本大の走り方がヘンだとか
最後の飛行機に搭乗するシーンでの宮本大のセリフがマンガでは『へでもねえや』だが映画では『よし!JAZZやっか!』
といったちょっとした違いがあります
原作を読み込んでいる人にとっては気になるポイントでしょう
最大の違い:SO BLUEでのライブ
宮本大が玉田と雪祈と組んでいるJAZZトリオ『JASS』のライブハウス『SO BLUE』でのライブ
ピアノの雪祈が事故で大怪我を負ってしまい大と玉田の二人で出演します
そこまではマンガも映画も同じなのですが
映画ではSO BLUEに雪祈が現れるという感動の演出になっています
そこから先については映画で確認してください
下記のいずれかです
1.雪祈は大や玉田には会わずにそっと帰ってしまうが、大は気づいていた
2.雪祈もアンコールのステージで演奏する
3.雪祈がステージで感動の名スピーチ
BLUE GIANTの感想・レビュー
個人の感想です
声優については宮本大役の山田裕貴が仙台弁?で 『xxだべ』 と話す時に棒読みなのが気になります
音楽は予想以上・期待以上です
特にピアノの守備範囲が広くて(ベースがいないので当然そうなりますが)見事です
ここはグラミー賞ピアニストの上原ひろみの凄さでしょう
彼女は映画全体の音楽監督も担当しています
SO BLUEでのピアノ抜き、サックスとドラムだけの演奏も素晴らしいです
【BLUE GIANT 感想】
(⚠️ネタバレ注意)[1/5]
序盤中盤終盤どこも面白い、最高の映画でした
まず何と言っても音が素晴らしかった
ジャズがテーマとなっているから演奏が素晴らしいのはもちろん雨音など演奏以外の音も素晴らしかった
→#ブルージャイアント pic.twitter.com/pr1l5nRBRm— T (@T_anime__) February 17, 2023
一番ガッカリするのは前出の演奏時の人物画像がゲームのようなポリゴン画面だったり
楽器の描写に手抜き感があったりするところです
作者は演奏する人ではないのであまり気にならないのでしょう
SO BLUEに雪祈が現れるのはマンガとは決定的に違うポイントですが
個人的にはマンガでも雪祈が現れる展開にしてほしかった
雪祈の事故については『ひどい』と批判がおおいですから
まとめ
BLUE GIANTのアニメ映画は画像がひどいしストーリーが違う?ネタバレを含む映画の感想もという記事でした
仙台での話はカットされていていきなり上京するシーンがら映画はスタートしていて
仙台でのエピソードが好きな人たちはガッカリしています
その他にもカットされているエピソードがいくつかあり残念なところも多い
演奏シーンではステージ全体の画像になったときに人物がモーションキャプチャーのポリゴンのようになってしまい手抜き感があるといった指摘も
しかし絶賛の声もあります
映画版「ブルージャイアント」@bluegiant_movie 公開初日に見てきました!素晴らしい映画で泣いた。原作の聖地に加えて、映画版で登場した場所も追加しました。ネタバレなし感想ツイートは別に。https://t.co/7PGdbQryHp
— kurakurakurarin (@kurakurakurarin) February 17, 2023
上原ひろみのピアノは音に厚みがあって素晴らしく、ぜひ映画館で良い音響で体験して欲しい映画です
音楽は一流ミュージシャンの演奏なのでそちらは絶賛されています
SO BLUEに現れた雪祈はどうしたのか?ご自分で映画館で確認してみましょう
*エンドロールが始まったからといって席を立たないように!そのあとにもまだ話は続いています
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BLUE GIANTの映画での声優についてはこちら
→BLUE GIANTのアニメ声優は下手でひどい?宮本大や澤部雪祈のセリフが棒読み?
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