永遠の昨日の浩一は死んだのに生きてる?ゾンビ化しているのかについても


永遠の昨日は2002年に刊行されたBL学園小説ですが泣けるBLと評判の小説

高校生の山田浩一が同級生の青海満と登校中にトラックにはねられる

しかし即死のハズの山田はすぐに立ち上がり学校に行くが心臓は動いていないし頭蓋骨も陥没している

生きている死体

2022年秋ドラマとして実写化されました

なぜ浩一は生きている死体になったのか

解説していきましょう



永遠の昨日の浩一は死んだのに生きてる

原作での話の流れ通りにストーリーは進んでいく

原作での設定を説明します

それでは生きている死体ってどういうことなのか

死体はゾンビ化しているのか

ゾンビというと「腐った死体が歩き回る」というイメージ

生前と同じ行動はできず自発的意思はない

本能的に動き回り人間がいたら噛みついて噛みつかれた人間はゾンビになっていく


今回の山田浩一の場合は生前と同じ意識を持っていて普通に動くし話もできる

人に噛みつく訳では無いのでゾンビとは異なっています

幽霊なのか

時間が経つに連れて浩一の姿を見えない人が増えてくる

見えない人がいるというのは幽霊に近いです

浩一との関係性が薄い人から見えなくなっているのがヒント

幽霊であれば見えるが実体はない

しかし浩一は事故直後に病院で診察を受けレントゲンも撮っている

これは肉体が存在するということなので幽霊とも異なる

浩一の姿が見える人に対しては肉体がある存在

浩一の姿が見えない人に対しては肉体が存在しないのか

それとも肉体はあるが見えないのかは不明

相手によってこの2種類になる存在であり幽霊でもゾンビでもない

青海満の力が生きている死体を実現させる?

こちらも原作での話

満の父親は浩一の姿を見て生きている死体だと気づく

診察したのではなく浩一を見かけて挨拶したくらいで気づく

そして満一人の時に母さんのときと同じだと話始めます

満の母親

満の父親は話を続けます

満の母親も『生きている死体』状態になってから亡くなっていたと

父親と満にだけしか母親の生きている死体は見えていなかった

満の母の記憶の多くはこの生きている死体の母親

闘病中は満と距離をおいていたが

生きている死体になってから満の前に現れた

青海満の力なのか

満自身の大事な人に対して発動する力なのかもしれない

これについては満の父親が言っている

浩一の像は少し透けたり揺れたりしていたが浩一が満を見ているときにはくっきりする

特別な間柄であることがわかると


そして母親はもちろん浩一の宝物であり母親も浩一が宝物だった

満が相手を大事に思い相手も満を大事に思っている時に発動する力が生きている死体を実現させる

死体は最後にどこにあったのか

動かなくなった死体はどこにあったかというと浩一の自宅の布団

これは浩一の体は生きている死体のまま満の家から自宅に戻ったということ

生きている死体は見えようが見えまいが肉体を伴っていた

首とか足が骨折している状態で見つかって事件だと騒ぎになってマスコミも騒いでいた

しかし生きている死体のことを覚えているのは主人公の青海満と霊感のあるクラスメイトの鏡屋寿美子

もしかしたら満の父親くらいでそれ以外の人たちは突然亡くなったという記憶しか残っていない

 

まとめ

永遠の昨日の浩一は死んだのに生きてる?ゾンビ化しているのかについても 

という記事でした。

生前と同じ意識があるのでゾンビではなく肉体を伴っているので幽霊でも無い

時間限定で肉体を持った幽霊として存在するということでした

満の大事な人で相手も満のことを大事に思っている人が亡くなってしまった時に発動する満の力
満の母親も『生きている死体』状態になってから亡くなっていたのでこれが2回めという新事実も判明しました
満の相手に対する愛情と相手の満に対する愛情がゆえです
満は20年経っても浩一以上に愛せる存在が見つからず
今も一番愛しているのは浩一だと墓前でつぶやく
こういったところが泣けるBLと言われる所以ですね

深夜枠ということもあり結構際どいシーンも有りました

でも全体的には切ない・泣けるBLドラマでした

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