榎田尤利(えだゆうり)先生は今話題のBL小説作家
榎田ユウリ(えだゆうり)先生と同一人物ですが、BLでは尤利を使う
永遠の昨日 という、泣けるBL学園小説が注目
2022年10月から実写版ドラマもTV放映
交通事故に遭って即死の高校生、山田浩一はなぜか動いて、話して、会話もできるという異色の設定
でもそんな時間は長くは続かなかった、というドラマチックな展開
BLドラマで実績のある、小宮璃央と井上想良がドラマの主演
こんな独特な世界感を創造する榎田尤利先生とはどんな人なのかを掘り下げてみます
榎田尤利の経歴や年齢は
榎田尤利(えだゆうり)が小説家として活動開始したのは1995年
榎田ユウリ名義もいれると、120以上の作品があります
これまでの作品や、Twitter投稿などから人物像も探っていきましょう
出身大学や年齢・性別などの基本情報
年齢非公開ですが、誕生日は7月16日です(何年かわかりません)
雑誌『小説 JUNE』で、小説家の栗本薫が同氏のタレント名である“中島梓”名義で主宰していた「小説道場」に、榎田尤利名義で作品を投稿
作品は『小説 JUNE』1996年2月・77号に掲載
出身地は東京
基本、顔出しはしていませんが、猫と一緒に写っている写真がネット上にあります
プロフィールには 小説家・猫下僕 と書いています
猫好きなんですね
榎田尤利さんの傑作BL『threesome』好評発売中✨
3人の危険な関係を描く、衝撃的官能BL。
BLを愛する大人の読者様は要チェックです!#榎田尤利 装画 #丹地陽子 #スリーサム
書籍詳細はこちら⬇️https://t.co/bwAuXLDPW9 pic.twitter.com/jZSvcXzfvp— 角川文庫 キャラクター文芸編集部 (@kadokawa_c_bun) September 20, 2022
榎田尤利の作風
BL作家としての作風についてです
御本人のセレクトした代表作は
『交渉人は黙らない』『永遠の昨日』『賢者とマドレーヌ』
これらを見ると、正義感の強い主人公が、男子、それも結ばれてはいけない人に惹かれていくというストーリーがお得意のようです
発表されている作品を見てみましょう
榎田尤利の作品一覧
古い順・シリーズ別にいくつか紹介します
魚住くんシリーズ
夏の塩 | 2000年・クリスタル文庫 |
プラスチックと2つのキス | 2000年・クリスタル文庫 |
メッセージ | 2001年・クリスタル文庫 |
過敏症 | 2001年・クリスタル文庫 |
レムリスの空(夏の子供) | 2002年・クリスタル文庫 |
サラリーマンの久留米と現在なぜか同居中の同級生・魚住
魚住は不思議な魅力で、男女問わず虜にしてしまう
久留米にはその魅力は通じない。だから一緒にいるのだが……
心の奥を刺激する、BLの伝説的名作 !
#読了 #読書 #文庫本
魚住くんシリーズ1「夏の塩」榎田ユウリ
BL。魚住くんを人じゃないような気持ちで見て読んでいました。1巻は魚住という人が曖昧な形で書かれている感じです。久留米は魚住を自分の知ってる「人」という枠にあてはめず「魚住」というカテゴリーにしているのかなと最初は感じました pic.twitter.com/WKReAZJlTC— 沈丁花<じんちょうげ> (@Jitan_neko) July 9, 2022
Blue Rose
Blue Rose | 2001年・I NOVELS |
Sleeping Rose | 2001年・I NOVELS |
青山にある、看板のない花屋「FILAMENT」を舞台に
愛を買う男と、愛を売る青のストーリー
「Blue Rose」榎田尤利先生の。美しく高価な青薔薇の脆い一面が見える度、一休みしながら読んだ。高瀬じゃないんだね。 pic.twitter.com/839GRcqGpO
— 浮草 (@shiroinu_3) June 22, 2016
作家・羽根くんシリーズ
ハードボイルドに触れるな | 2001年・SHY NOVELS |
ロマンス作家は騙される | 2001年・SHY NOVELS |
ハードボイルド作家の羽根は極度の肩凝り
そして恋人候補(男性)が二人
一人は大手出版社の編集であり十年来の親友・神楽坂
もう一人はカリスマ整体師・千疋
どっちも選べない羽根はどうするのか?
榎田尤利著『ロマンス作家は騙される』SHY NOVELS’01.10読了。作家・羽根くんシリーズ第2弾(以降続巻なし)。まぁたとえ続きがあっても3人の関係は変わらなかったと思いますが、父親の登場はあったかもな…と想像しました。
— 鈴蘭 (@suzuranbookworm) May 7, 2017
【ロマンス作家は騙される―作家・羽根くんシリーズ (SHYノベルス)/榎田 尤利】こちらも再読。結局どっちも選ばず3Pエンドか。エロ中心でない場合の3Pとしては珍しい結末よね。初版2001年…え… → https://t.co/pp2ZxfPVeH #bookmeter
— あやめ🎹 (@ayame_decay) September 30, 2017
交渉人シリーズ
交渉人は黙らない | 2007年・ SHY NOVELS |
交渉人は疑わない | 2008年・ SHY NOVELS |
交渉人は振り返る | 2009年・ SHY NOVELS |
交渉人は諦めない | 2010年・ SHY NOVELS |
交渉人は嵌められる | 2010年・ SHY NOVELS |
スウィーパーはときどき笑う 交渉人シリーズEX | 2010年・ SHY NOVELS |
交渉人は愛される | 2010年・ SHY NOVELS |
交渉人は休めない | 2013年・ SHY NOVELS |
元検事で元弁護士、その上美貌と才能まで持ち合わせた男、芽吹章は暴力・
脅迫・強制この三つが大嫌い
弱き立場の人を救うため、交渉人として、「芽吹ネゴオフィス」を経営している。
そんなある日、芽吹の前に兵頭寿悦が現れた。しかもヤクザになっていた
プレイバック!BLアワード
なぜ交渉人はこんなに愛されるのか https://t.co/rm4lih3qfp
榎田尤利先生の大人気シリーズ!BLアワードで過去3度、小説部門1位!
第1回小説部門1位
『交渉人は振り返る』
第3回小説部門1位
『交渉人は愛される』
第5回小説部門1位
『交渉人は休めない』 pic.twitter.com/GEQEsPXMFU— ちるちる催事部@10/9 BLソムリエ検定 (@BLaward_chil) November 6, 2021
永遠の昨日
シリーズ・連続者ではなく、2022年3月発表の読み切り小説
2022年10月に実写ドラマ化
17歳、高校のクラスメイトの満と浩一。
ふたりは正反対の性格ゆえに、強く惹かれあっている。
しかしある冬の朝、浩一はトラックにはねられてしまった。
頭を強く打ったはずなのに、何喰わぬ顔で立ち上がる浩一。
脈も鼓動もないけれど、いつものように笑う浩一は確かに「生きて」いて、
その矛盾を受け入れる満
事故現場を後に登校したけれど、クラスメイトたちも現実を受け入れられず、混乱した状態で、このまま病院に行っては、浩一が実験材料にされてしまう、なんとかいつも通りということにできないかと思案する
しかし、クラスメイトたちは次第に浩一の存在を忘れ始め、浩一自身もこの状態が長くは続かないと自覚していく
泣けて仕方がない思春期BL決定版
📔2022年後半予定📚
ドラマ「#永遠の昨日」10/20より放映https://t.co/NMRdleWHBb「#猫とメガネ 蔦屋敷の不可解な遺言」10/5刊行
(榎田ユウリ)文春文庫
カバーイラスト 中村明日美子— 榎田ユウリ/榎田尤利 10月『永遠の昨日』ドラマ化/10月5日新刊『猫とメガネ』 (@edayuuri) September 8, 2022
榎田ユウリとしての著作
BL作家ではない、カタカナ表記の榎田ユウリとしても、映像化されている作品があります
紹介していきます
カブキブ!
角川文庫より2013年8月から刊行され、2017年11月に完結した小説
『ヤングエース』(KADOKAWA)にて2017年3月号から2018年2月号まで神江ちずの作画で連載され
2017年にテレビアニメ化された
祖父の影響で歌舞伎をこよなく愛する来栖黒悟(通称、クロ)は、親友のトンボとともに、カブキ同好会を立ち上げる
部員勧誘は上手くいってなかったが、クロの歌舞伎愛や諦めない姿勢によって次第に人が集まりはじめる
と言った学園ドラマ
榎田ユウリさん「カブキブ!」買いました。5巻です。1巻読んだ時、本番に向けての臨場感に総毛だって涙でた記憶があります。私は榎田尤利さんが初BL小説で、その前に試しに読んだのがこれでした。面白いです!!
・・ここの本屋キャンペーンやってるじゃん。これ、ください!レジで言ったww pic.twitter.com/0ZCe3gR0hp— tea (@teaandsalt) November 25, 2016
先生のおとりよせ
こちらは漫画家の中村明日美子先生と、榎田ユウリ先生の共作
「pixivコミック」内のウェブコミック配信サイト『クロフネ』にて配信
2022年4月よりテレビ東京系列ドラマ化
榎村遥華役を向井理、中田みるく役を北村有起哉が演じた
官能小説家・榎村遥華のもとに巨乳美少女漫画家として名を馳せている中田みるくとのコラボ企画が持ち込まれる
榎村遥華は実は無類の巨乳好きで中田作品の大ファン
中田も、退廃的で耽美な榎村作品の大ファン
しかし榎村は中田を女性作家と思い込んでいたため、ショックをうけるが、なんとか企画はスタート
反りの合わないふたりであるが、「おとりよせ」マニアという共通点があった
奇遇にも同じマンションの隣人であったことが発覚した榎村と中田は互いに取り寄せたグルメを持ち寄る「おとりよせライフ」を満喫する
【刊行予定】
5月『犬ほど素敵な商売はない』角川文庫
6月『賢者とマドレーヌ』リブレ
8月『threesome』角川書店
※以上、すべて榎田尤利名義のBL小説中村明日美子×榎田ユウリが原作の
ドラマ『先生のおとりよせ』は4月~6月、金曜深夜にテレビ東京にて放映中! pic.twitter.com/9ejYC9SL9Z— 榎田ユウリ/榎田尤利 10月『永遠の昨日』ドラマ化/10月5日新刊『猫とメガネ』 (@edayuuri) April 17, 2022
まとめ
永遠の昨日が実写ドラマ化されて話題のBL小説作家、榎田尤利(えだゆうり)先生についての記事でした
経歴や、個人情報、顔出しなどほぼ秘密のようです
榎田尤利(えだゆうり)の名前ではBLを、榎田ユウリ(えだゆうり)の名前ではBL以外を創作されています
榎田ユウリ(えだゆうり)名の作品も、すでに2作映像化されています
1995年から創作活動をされているベテランではありますが、時代が追いついてきた、という感じでしょうか
これからの活躍が期待されています
BL作品が続々映像化や舞台化、されそうな期待が高まりますね
永遠の昨日、まずは、この作品のドラマ化を見てみましょう
半分過ぎたあたりから涙が止まりませんでした…めちゃくちゃ目が腫れとる… ふたりの、お互いを思う気持ちがたまらなかった…はぁーー😭素敵なファンタジーですねぇ…文庫化での書き下ろし、出版から20年後に物語の中でも20年後のエピソード、グッときました
実写化楽しみにしてます🙏#永遠の昨日 pic.twitter.com/Uy40qNNGxI— ゆかこ (@yukako_yst) September 15, 2022
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