葬送のフリーレンの登場人物の名前の由来は?ドイツ語での意味や語源についても解説


『葬送のフリーレン』(そうそうのフリーレン)は『週刊少年サンデー』にて、2020年より連載中のマンガで2023年にアニメ化が話題

魔王を倒して王都に凱旋した勇者ヒンメル、僧侶ハイター、戦士アイゼン、魔法使いフリーレンの勇者4人

50年後、すっかり年老いたヒンメルと再会したフリーレンは、ハイターやアイゼンとも連れ立って流星群を観賞

ヒンメルは亡くなるが、彼の葬儀でフリーレンは自分がヒンメルについて何も知らず、知ろうともしなかったことに気付いて涙、人間を知るための旅に出る

この記事は、そんな『葬送のフリーレン』の登場人物の名前についてです

 

 

葬送のフリーレンの登場人物の名前の由来

葬送のフリーレンはコミックス11巻まで刊行(2023年9月現在)

連載はまだ続いています

公式ツイッターはこんな感じ

声優さんがわかっているキャラクターについて解説します

 

キャラクター名 声優 名前の意味
フリーレン(主役・伝説の魔法使い) 種﨑敦美 凍る
フェルン(フリーレンの弟子・魔法使い) 市ノ瀬加那 遠い
シュタルク(アイゼンの弟子・斧使い) 小林千晃 強い
ヒンメル(魔王を倒した勇者) 岡本信彦 空・天国
ハイター(魔王討伐に参加した僧侶) 東地宏樹 朗らか
アイゼン(魔王討伐に参加した戦士) 上田燿司
フランメ(フリーレンの師匠・歴史上の大魔法使い) 田中敦子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フリーレン:凍る

フリーレンは本作の主人公で、種族は人間ではなくエルフ

年齢は1000歳を超えている

1000年以上前に歴史上の大魔法使いフランメに助けられ

フランメの弟子となる

勇者ヒンメルの魔王討伐に参加し討伐を達成する

ヒンメルの死後、人間のことを知るための旅に出る

ドイツ語の意味:frieren(凍る)

感情をあまりあらわさないクールなイメージから

英語で言うところのアイスマンの意味

英語ではfreeze(凍える)

語源はラテン語ではなく、ゲルマン祖語 のfreusana(凍る)

 

フェルン:遠い

魔王討伐に参加した僧侶ハイターが保護していた戦争孤児の少女

魔法使いの修行をしながらハイターのもとで育つが、ハイターの死後

フリーレンの弟子としてフリーレンとともに旅に出る

種族は人間だが、卓越した魔法使いとしての資質を持つ

ドイツ語の意味: fern(遠い)

南側諸国の戦災孤児だったことから

遠く離れた場所から来た、という意味だと思われる

英語ではfar

語源はこれもラテン語ではなく、プロト・ゲルマン語派の ferera(遠く・昔)

 

 

シュタルク役:強い

勇者パーティーの戦士アイゼンの弟子の少年で、師匠と同じ斧使い

アイゼンの推薦でフリーレンの旅に同行する

種族は人間だが戦士として並外れた素質を持つ

ドイツ語の意味:stark(強い)

もちろん、屈強の戦士という意味での”強い”

英語ではstrong

語源はゲルマン祖語 strangaz(きつい、ピンと張った、強い)

 

ヒンメル: 天国

魔王討伐を率いた勇者

(メンバーはフリーレン、ハイター、アイゼン)

種族は人間

困った人を決して見捨てない性格

老衰で死亡

ドイツ語の意味:空・天国

困った人を決して見捨てない性格や

魔王を倒して世界を救ったという意味合いから

英語ではheaven

語源はプロト・ゲルマン語派の *hibin-*himin-

ハイター:朗らか

魔王討伐に参加した僧侶(メンバーはヒンメル、フリーレン、アイゼン)

種族は人間僧侶ではあるが酒好きで、ナマグサ坊主と言われている

ヒンメルの幼なじみフリーレンの弟子となったフェルンの育ての親

ドイツ語の意味:朗らか

聖職者でありながら酒好きといったキャラクターで

お笑い芸人風とは違いインテリ風の

ユーモアのある性格から

heiter(ハイター)の他の意味は(晴れやか・澄んだ)

ここから転じて漂白剤の商品名になっています

英語ではhumor

語源は「湿気」「体液」を意味するラテン語「humor・フモール」に由来

 

アイゼン:鉄

ヒンメルの勇者パーティーの戦士で魔王討伐メンバー

種族はエルフほどではないが人間より長命のドワーフ族

シュタルクの師匠

ドイツ語の意味:鉄

もちろん戦士=強い=鋼鉄というイメージからの命名

英語ではIronだがドイツ語とは語源が異なり鉱石の意味

ドイツ語のEisenは鉄の光沢が「氷Eis」に似ていることに由来

フランメ:  炎

魔法史に登場する伝説の大魔法使いであり、人類の魔法の開祖

エルフの大魔法使いゼーリエの弟子だが種族は人間

1000年ほど前に実在し、その唯一の弟子がフリーレン

ドイツ語の意味:炎

魔王軍の将軍より強い追っ手を瞬殺するほどの実力者

魔族に対しての憎しみからフリーレンには一生掛けて魔族を欺けと伝えた

その情熱の描写としての炎(フランメ)だろう

英語ではflame

語源はラテン語の flammula「小さな炎」

 

ドイツ語での意味や語源についての解説まとめ

表にしてまとめます

キャラクター名 名前の意味 語源
フリーレン(主役・伝説の魔法使い) 凍る ゲルマン祖語 のfreusana(凍る)
フェルン(フリーレンの弟子・魔法使い) 遠い プロト・ゲルマン語派の ferera(遠く・昔)
シュタルク(アイゼンの弟子・斧使い) 強い ゲルマン祖語 strangaz(強い)
ヒンメル(魔王を倒した勇者) 空・天国 プロト・ゲルマン語派の *hibin-*himin-
ハイター(魔王討伐に参加した僧侶) 朗らか ラテン語「humor・フモール」
アイゼン(魔王討伐に参加した戦士) 鉄の光沢が「氷Eis」に似ていることに由来
フランメ(フリーレンの師匠・歴史上の大魔法使い) ラテン語の flammula「小さな炎」

 

 

 

 

 

 

まとめ

葬送のフリーレンの登場人物の名前の由来は?ドイツ語での意味や語源についても解説!でした

アニメはほぼ漫画同様の展開ですので、気になる方はマンガもチェックしてみるのもアリだと思います

新たにアニメに登場するキャラがあれば情報が入り次第、追加で取り上げていきます

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