薬屋のひとりごとで壬氏と猫猫が結婚する？原作ではプロポーズがあったのかも解説


『薬屋のひとりごと』は、2017年５月より、スクウェア・エニックス〈ビッグガンガンコミックス〉連載、既刊11巻（2023年８月現在）

しかし同時に『月刊サンデーGX』（小学館）でも『薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～』として2017年8月から連載開始しており、既刊16巻

原作は2011年10月に小説投稿サイト「小説家になろう」で連載が開始された同じ小説

舞台は中国の王宮

医師である養父を手伝って薬師として花街で働く少女・猫猫

人攫いによって後宮に下女として売られてしまう

目立たぬように勤めるつもりが、皇子の衰弱事件の謎を解いたことが

宦官である壬氏の目に留まり、様々な事件の解決を手伝わされる

そんななか寵姫の失踪事件が発生し猫猫も巻き込まれる

失踪事件は国家転覆計画に広がっていく

壬氏の正体は次第にあきらかになり、二人の関係も変化していく

2023年秋にはアニメ化も話題（アニメはスクエアエニックス版のマンガ）

この記事ではこの『薬屋のひとりごと』で壬氏と猫猫が結婚する？という話題について解説します

薬屋のひとりごとで壬氏と猫猫が結婚する？

もちろんそうなればいいな、とかそうなるんじゃない？ではなくて

原作では実際にプロポーズしている回があります

どちらのマンガでもプロポーズシーンは出てくるのか

どちらのってどういうこと？と思いましたか？？

『薬屋のひとりごと』は2つあるのです

2017年５月より、スクウェア・エニックス〈ビッグガンガンコミックス〉連載、既刊11巻（2023年８月現在）

しかし同時に『月刊サンデーGX』（小学館）でも『薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～』として2017年8月から連載開始しており、既刊16巻

どちらも同じ日向夏によるオンライン小説、ライトノベル作品が原作

基本的には原作小説に沿った流れになっていますが

どちらにもプロポーズシーンは出てきません

小説版にプロポーズがある

マンガにはありませんが

小説版の7巻、18話にプロポーズシーンがあります

タイトルは『男女の駆け引き』

壬氏が自分の気持ちを察しろという意味の発言を繰り返すので

猫猫がキレて

『最初からまっすぐ相手に伝えれば良いのです。はっきりきっぱり、相手を不安にさせないくらいしっかり言えばいいんですよ』

と言うと

『よく聞いておけ！俺は、おまえを妻にする』と言ってのけます

そして『必ず納得するだけの状況にしてやる。覚悟していろ。おまえの恐れているような状況には絶対にしない』と続けてそのまま寝てしまう

猫猫は返事をせずに部屋を出ていきます

なぜ結婚できない状況なのか

それではなぜすぐに結婚できないのか

身分の違いがあります

壬氏の身分

壬氏（ジンシ）の表向きの役職は、後宮の管理を担当する宦官だが、実際は皇帝の弟

容貌は大変美しく、猫猫曰く「無駄に美形」

公称24歳だが、大人びた外見よりも実年齢は若い

猫猫の能力はもちろん、それを隠して勤めていた判断力、壬氏の外観に全く惑わされないことから興味を抱き、やがて好意に変わっていく

興味のある相手の気を惹く手法は子供並みで、相手が自分以外の相手を頼ったというだけでもへそを曲げる

個人としては善良な部類で職務上は関わる対象はともかく、罪もない者が理由もなく理不尽な目に遭うことには気に病む

猫猫の身分

養父とともに花街で薬師をしていたが、薬草採取で外出したときに人攫いにあい、後宮務めの下級女官として売り飛ばされた

後宮内で能力を発揮しても、猫猫を売りとばした人攫いへの送金が増えるだけであることから、それを避けるために無能を装っていた

寵姫の病気の原因を見抜き、匿名で訴えたことで壬氏に薬師としての能力を知られ、玉葉妃付きの侍女に抜擢されるも、その内実は壬氏の手駒として関わることとなる

風明の事件の関係者として後宮女官を解雇されたが、壬氏に身請けされる形で外廷勤務に復帰

後宮女官と皇帝の弟では釣り合いませんから

まとめ

薬屋のひとりごとで壬氏と猫猫が結婚する？原作ではプロポーズがあったのか解説という記事でした

原作と言っても小説版の方にしかプロポーズシーンは無いので注意

結婚を話題にしながら煮え切らない壬氏の態度に

猫猫がはっきり言えとキレてしまいますが

売り言葉に買い言葉でプロポーズされてしまい

身分の違いで戸惑ってしまい、返事をせずに立ち去ってしまう

小説は伏線や、ミステリーの部分を細かく描いているのでこちらも読んでみることをお勧めします

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