鈴木央の経歴や作風は?デビュー作から最新作まで作品一覧まとめ


鈴木央(すずき なかば)といえば代名詞といえる有名作品は

『七つの大罪』(少年マガジン2012年 – 2020年連載)

2014年にはアニメ化されるなど大ヒットマンガといえるでしょう

その後2021年 には同じく『週刊少年マガジン』にて『七つの大罪』の続編にあたる『黙示録の四騎士』連載開始

こちらも2023年にアニメ化

この記事ではそんな鈴木央(すずき なかば)先生について解説します

鈴木央の経歴や作風は?

格闘技好きではあるが、少女漫画好きという異色なバックグラウンド

繊細な画風、絵本のような背景が特徴

ロープレゲームのような中世ヨーロッパ的な世界観のファンタジー

これまでの作品などから人物像も探っていきましょう

出身大学や年齢・性別などの基本情報

名前 鈴木央(すずき なかば)
出身地 福島県須賀川市
生年 1977年2月8日
性別 男性
顔出し 公開OK

『Revenge』がホップ☆ステップ賞で佳作を受賞しデビュー(1994年)

『SAVAGE』で、『週刊少年ジャンプ』本誌デビュー(1996年)

『週刊少年ジャンプ』にて『ライジングインパクト』連載開始(1998年)

『Ultra Red』少年ジャンプにて連載開始(2002年)

『ウルトラジャンプ』にて『僕と君の間に』連載開始(2004年)

『週刊少年サンデー』にて『ブリザードアクセル』連載開始(2005年)

『週刊少年サンデー』にて『金剛番長』連載開始(2007年)

『週刊少年マガジン』にて『七つの大罪』連載(2012年)

『週刊少年マガジン』にて『七つの大罪』の続編にあたる『黙示録の四騎士』連載開始(2021年 )

キャリア30年なのでこんな感じでしょう

最近はヒット作・長期連載にめぐまれている印象です

鈴木央の作風

繊細な画風、絵本のような背景が特徴

このあたりは少女漫画好きなことが功を奏していますね

ロープレゲームのような中世ヨーロッパ的な世界観のファンタジーが得意な設定

バトルシーンなどは格闘技好きが生きているとは思いますが

格闘術に特化せず、魔法での攻撃にするのもスマート

近年の異世界転生ものに多い、中世ヨーロッパ風な貴族社会が舞台となる設定は

彼の作品が影響を与えているともいえるでしょう

デビュー作から最新作まで作品一覧

鈴木央は1994年から商業誌にて作品を発表しています

作品について解説してみましょう

Revenge

1994年の商業誌デビュー作

やっぱり中世ヨーロッパ風な貴族社会が舞台

キリア姫との政略結婚のため、ブラックサンド王国へやってきた隣国の王子リーベルが主人公

リーベルは、この国が奴隷制をとっていることに激怒し、奴隷たちを逃がそうと決意

最終的に、リーベルは国王を殺し、自らが王位を受け継ぐことで奴隷制を廃止

少年漫画らしくはないストーリーですが、新人賞(ホップ★ステップ賞)を受賞したデビュー作

SAVAGE

Revengeの続編として『週刊少年ジャンプ』本誌に掲載(1996年)

ブラックサンド王国へやってきた隣国の王子リーベルが

ブラックサンド王国の王となったその後

しかしコミックス収録はなく、ストーリー詳細は不明ですが

読んだ人はみな、高評価をしています

ライジングインパクト

『週刊少年ジャンプ』にて1998年に連載開始

ゴルフ少年のスポーツマンガ

祖父と二人で暮らす元気な小学生・ガウェイン

彼の夢は、世界一の飛ばし屋になること 

女子プロゴルファー・西野霧亜と出会い、ゴルフの楽しさを知った彼は

世界一のプロゴルファーをめざして上京、霧亜の家に居候

ガウェインのゴルフ修行が始まる

Ultra Red

2002年に少年ジャンプにて連載開始

主人公・皇 閃(すめらぎ せん)が世界最強を目指す格闘技マンガ

格闘技好きの鈴木央ならではのマンガで実在の格闘技はもちろん架空の格闘技まで様々な格闘技が登場する

中学一年生の皇 閃は関節破壊を追求した古流武術・破傀拳(はかいけん)の使い手

夢は世界最強になり、生き別れた父に会うこと

超人的な動体視力と運動能力を持ち、複雑骨折をわずか十日間で治すといった驚異的な回復能力を持つ

祖父から丹田法を学び、耐久力を始めとした基礎的な能力が上昇

父親が自分の命を狙ってくるが本人は「自分を一人の格闘家として認めてくれた証」として怨んではいない

僕と君の間に

『ウルトラジャンプ』にて2004年連載開始

人口管理されていた都市・ヘブンで暮らす主人公ホークとセルマ

しかしヘブンを脱出したがっていたセルマは夢なかばに急逝

セルマの遺志を継いだホークはヘブンを脱出

降り立った先の奴隷都市で謎の女性・ダリアとそのお供のロボット・シルヴァンに出会い

一緒に旅をする事になる

ブリザードアクセル

『週刊少年サンデー』にて2005年に連載開始

フィギュアスケートに打ち込む少年が主人公

周囲の注目を集めたい中学1年生、北里吹雪

ケンカ100連勝を達成するも周囲には引かれるばかり

しかしフィギュアスケートで、思い切りジャンプした瞬間、生まれて初めて注目を集める

そして吹雪の目標はフィギュアで世界中の人々の注目と喝采を浴びることに

遅咲きの天才の前に次々と現れるライバル

吹雪はオリンピックを目指していく
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金剛番長

『週刊少年サンデー』にて、2007年47号より2010年15号まで連載

私立雷鳴高校に転校してきた巨漢・金剛晄が「23区計画」を粉砕すべく「番長」軍団と戦う勧善懲悪のわかりやすいストーリー

日本の再生を目的に、絶対的支配者を創りあげるべく実行に移された23区計画

主人公の金剛晄は、ある理由のためにその計画を潰すべく次々と東京各区の番長たちと激闘

やがては計画に隠された真の目的を巡って、より大きな戦いへと巻き込まれていく

七つの大罪

『週刊少年マガジン』にて2012年より2020年まで連載

人間と人間ならざる種族の世界が分かたれていなかった時代

ブリタニアの大地を舞台に、七人の大罪人から組織された伝説の騎士団〈七つの大罪〉の戦いを描く

十年前に聖騎士長殺しの濡れ衣を着せられた伝説の騎士〈憤怒の罪〉のメリオダス

メリオダスは身分を隠して移動酒場を営んでいたが、第三王女エリザベスが助けを求めてくる

メリオダスは冤罪の真実を知るため、エリザベスは母国を救うため、メリオダスの同朋である伝説の騎士団〈七つの大罪〉の行方を探す

旅の末、〈嫉妬の罪〉ディアンヌ、〈強欲の罪〉バン、〈怠惰の罪〉キング、〈色欲の罪〉ゴウセル、〈暴食の罪〉マーリンが二人の元に集まる

六人まで結集した〈七つの大罪〉は、十年ぶりに戻った王都において、濡れ衣を着せた真犯人である、魔神族復活を目論む聖騎士長ヘンドリクセンと決戦する

名誉を回復した六人は、エリザベスとともに英雄としてリオネスに帰還するが…

七つの大罪・黙示録の四騎士 

七つの大罪・黙示録の四騎士は『週刊少年マガジン』にて2021年9号から連載中のマンガ

2012年から2020年まで少年マガジンで連載された『七つの大罪』の続編

2023年秋にTVアニメ化が話題

ある予言「遠くない未来、世界を滅ぼす四人の聖騎士が現れる。その名を〈黙示録の四騎士〉」。

”神の指”に住む少年パーシバルは祖父のバルギスと共に平和な生活を送っていたが、ある日実の父親にバルギスを殺害されてしまう

パーシバルは、その父親イロンシッドの親玉アーサー・ペンドラゴンを倒すために旅に出る

パーシバルはイロンシッド同様アーサー王の配下黒い騎士ペルガルドと出会う

ペルガルドと戦ううちにパーシバルの魔力が覚醒

その魔力は万人に一人と言われる「英雄型」

そしてパーシバルは四つの厄災で世界を滅ぼす四人の聖騎士「飢餓」「疫病」「戦争」「死」の中の一人だった

まとめ

鈴木央(すずき なかば)の経歴や作風は?デビュー作から最新作まで作品一覧まとめ

という記事でした

1994年から商業誌で作品を発表していますのでキャリアは約30年

お得意の設定・ストーリーは

ロープレゲームのような中世ヨーロッパ的な世界観のファンタジー

今回は黙示録の四騎士のアニメ化ですね(2023年秋)

今後の展開に期待です

 

 

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