ラグナクリムゾンに登場する竜の名前の由来は何?6つの血族についても解説!


ラグナクリムゾンは『月刊ガンガンJOKER』(スクウェア・エニックス)にて、2017年4月号より連載中のマンガ

略称は特になし

2023年秋にTVアニメ化が話題

銀剣で竜を狩る「狩竜人」(かりゅうど)ラグナ

ラグナ自身の腕は今一つだが天才狩竜人であるレオ(レオニカ)とコンビを組む

しかし太陽暦498年2月21日、ラグナはレオが殺される夢を謎の男によって見せられる

夢を見た6日後、「狩竜人いらずの都市」と言われたドナピエルーが竜の大群によって壊滅

狩竜人でも勝ち目のない上位竜に、ラグナは吹き飛ばされてしまう

そのときラグナは夢の続きを見る

そこではレオを失ったラグナが強くなって全ての竜を狩り尽くす復讐を行っていた

夢を見せた謎の男の正体は未来のラグナであった

ラグナは今、力が必要なのだとレオを守るための強さを求める

そして未来の自分が手に入れた「銀気闘法」を使いグリュムウェルテを倒しレオを守る

本来の歴史より数十年早く、竜にとっての「死神」が誕生する

この記事では敵となる『竜』について解説します



ラグナクリムゾンに登場する竜の名前の由来は何?

竜とはいっても人間の姿をして出てくることが多い

竜の中に地位というか序列があり作中では第一位階から第13階までが登場する

そんな作中に登場する竜の名前には由来があるのか解説していきます 

(特に背景のない名前については省略します)

アルテマティア:由来はアルテマ+アマルティア

最高位の「第一位階」であり、竜王にして翼の血族の血主

竜名は「天翼竜」(てんよくりゅう)

人間形態時は若い娘の姿をしている

そのままアルテマティアで名前の由来を調べても出てきません

おそらくアルテマ+アマルティア

アルテマは『ファイナルファンタジー』シリーズに登場する究極の攻撃魔法

 語源は「Ultimate(アルティメット)」から

アマルテイア(古希: Ἀμάλθεια, Amaltheia, ラテン語: Amalthea)は、ギリシア神話に登場するゼウスの育ての親の女神でラテン語ではアマルテア

 

 

ウォルテカムイ:由来はアイヌ語で「神」

アルテマティアに次ぐ第二位階

竜名は「雷爪竜」(らいそうりゅう)

作中では「カムイ」と呼ばれる

人間形態時は若い男性

もちろんカムイはアイヌ語で「神」のこと

ゴールデンカムイですね

この場合の神は、八百万の神=万物それぞれに宿る神の意味

ウォルテはセリフという意味のドイツ語

 

 

 

ディザス・トロワ:由来は新機動戦記ガンダムW

翼の血族の「第三位階」

人間形態時はイケメンな青年

竜巻を発生させる能力を持つ

竜名は「風獄竜」(ふうごくりゅう)

ディザスの語源はディザスター(災害・惨事)

トロワは3を意味するフランス語であるとともに

『新機動戦記ガンダムW』に登場する人物名(トロワ・バートン)

 

 

 

ネビュリム:由来は旧約聖書

翼の血族の「第四位階」で、竜名は「結界竜」

人間形態時は黒髪の少年の姿で、竜形では黒い竜

ネビュリムの由来は旧約聖書の『創世記』および『民数記』、旧約聖書外典(続編)の『ヨベル書』、『エノク書』などにあらわれる種族名:ネフィリム(Nephilim)

 

 

 

タラテクトラ:由来はケルト神話

翼の血族「第五位階」

竜名は「爆塊竜」(ばくかいりゅう)

人間形態時は「翼の血族」の中で最も大柄で顔つきが人のそれではない

タラテクトラの由来

ケルト神話のタラニス(太陽と天上の神)と

技術用語のテクトラ(技術移転・テクノロジートランスファー)をくっつけた造語であると思われる

 

 

 

オルト・ゾラ:由来はファイナルファンタジー

翼の血族「第六位階」で竜名は「狂操竜」(きょうそうりゅう)

人間形態時はメガネをかけ長髪で一見女性に見えるが男性

オルト・ゾラの由来は

ファイナルファンタジー14のディープダンジョン名であるオルト・エウレカと

ゲームのバハムート・ラグーンに出てくるキャラクターのゾラと思われます

 

 

 

ボルギウス:由来はローマの政治家

翼の血族「第7位階」

竜名は「森海竜」(しんかいりゅう)

由来は

紀元前のローマの政治家ボルギウス

 

 

 

メルグブデ:由来はデブグルメ

捕食魔法の使い手で翼の血族「第八位階」

竜名は「肥満竜」

人間形態では肥満体の男性の姿をしている

名前の由来は「デブ」と「グルメ」を足して、逆さに読んだもの

 

 

 

ドルニーア:由来はギリシャ神話

翼の血族「第九位階」で刺殺魔法の使い手

竜名は「剣山竜」

レオが殺害された8年後の未来では生存しているが、レオが生存するように歴史が変わった現代では銀装兵団との戦いですでに死亡

ドルニーアの由来は

デーイアネイラという、ギリシア神話に登場する女性の名前と思われます

 

 

 

グリュムウェルテ:ファイナルファンタジー7

翼の血族「第十位階」で強化魔法の使い手

「黒魔竜」(こくまりゅう)という竜名をもつ

人の姿の時の見た目は屈強な中年男性

名前の由来は

ファイナルファンタジー7のグリムガードのグリムと思われます

 

 

 

バロム・シュエラ:由来はデュエルマスターズ

翼の血族「第11位階」

竜名は「百足竜」(ムカデりゅう)で竜形時の鱗は鋼鉄より硬い

名前の由来は

カードゲームのデュエルマスターズ 悪魔神バロムと

スペイン語で「山脈」の意味のシエラ

 

 

 

シャンティオラス:由来はサンスクリット語

翼の血族「第十二位階」

竜名はない

若い男性の姿をしている

名前の由来は

shanti(シャンティ)はサンスクリット語で「平和」を意味し

オラスはスペイン語で「波」を意味する言葉

 

 

 

ファイナルファンタジー由来の名前

すべてのキャラに言えることですがファイナルファンタジー由来の名前が多いです

キャラ名 ファイナルファンタジーでの由来元
アルテマティア 『ファイナルファンタジー』シリーズに登場する究極の攻撃魔法アルテマ
オルト・ゾラ ファイナルファンタジー14のディープダンジョン名であるオルト・エウレカ
グリュムウエルテ ファイナルファンタジー7のグリムガードのグリム

そもそもラグナもクリムゾンもファイナルファンタジー由来ですね

 

 

 

血族について

作中に出てくる竜は主に「翼」の血族ですが、ほかにも血族があります。

6つの血族

翼の血族の長は前出のアルテマティア

竜の神を頂点に「翼」、「鱗」、「爪牙」、「咆哮」、「眼」、「骨」の合計6つの竜の血族がある

それぞれに血族の長がいて、その下に第何位といった感じに序列があります

 

 

 

まとめ

ラグナクリムゾンに登場する竜の名前の由来は何?6つの血族についても解説!という記事でした

キャラクターの名前の多くは聖書や神話由来が多いのはアニメやゲームのお約束

でも特筆すべきはファイナルファンタジーに出てくる名称由来が多いこと

そもそもラグナもクリムゾンもファイナルファンタジー由来ですね

まだまだ原作の連載はつづいています

ぜひ原作マンガでチェックしてみましょう

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