パイレーツ・オブ・カリビアンの海賊評議会は実在した?メンバーの海賊長9人についても


映画パイレーツオブカリビアンシリーズの舞台となっているトルトゥーガ島で行われていた海賊評議会(Brethren Court)

劇中の創作・架空の会議と思われていますが

実際にカリブ海にトルトゥーガ島は存在して17世紀には海賊の島でした

では世界海賊評議会もおこなわれたのでしょうか

今回はその辺のお話です



パイレーツ・オブ・カリビアンの海賊評議会は実在した?

実際に記録と言うか書かれているものがいくつかあるようです

内容をまとめていきます

同胞会議(The Brethren Of Coast)

実際に海賊たちの同盟“The Brethren Of Coast”(海の同胞)という組織が存在していました

そして17世紀から18世紀にかけて、太平洋・カリブ海・メキシコ湾の海賊たちが劇中のような議会を開いていた

フランスやイギリスの海賊だけでなくスペインやアフリカの海賊・船乗りたちも加わっていた

この部分は史実に基づいていた

9人の海賊長とは

劇中の9人の海賊長はそれぞれ自分の収める領海があります

カリブ海のジャック・スパロウ

パイレーツ・オブ・カリビアンの主人公

七つの海の伝説の海賊であり、カリブの不敵なトリックスター

自己宣伝と利己主義の達人

キャプテン・エドワード・ティーグの息子

不誠実で欺瞞に満ちてはいるが数多くの壮大な冒険を切り抜け

超自然、海賊の伝承、魔法に触れ隠された宝物も発見してきた

神話や伝説が彼の功績として語られるようになった

カスピ海のヘクター・バルボッサ

カリブの獰猛な伝説の海賊でありカスピ海の海賊長

怪しい道徳観を持つキャプテンでから復活した卑しい海賊

ジャック・スパロウの最大の敵

黒海のアマンド・ザ・コルセア

アマンドはキリスト教異端者の船を襲撃する公賊の組織バルバリア・コルセアを率いている

オスマン帝国と力を合わせてモロッコからトルコまでを支配しその先に侵攻することもあった

時としてアドリア海に姿を見せこの海域を支配する海賊長であるエドゥアルド・ビジャヌエバの怒りを買った

バルバリア・コルセアはアドリア海を領海とするビジャヌエバのスペイン財宝艦隊と頻繁に衝突

 

地中海のキャプテン・シュヴァル

フランスの貿易の中心地マルセイユ出身の海賊長

弱く裕福なヨーロッパの貿易船を襲撃する一方

モントセラトやハイチなど旧世界および新世界のフランス植民地での貿易も行う

同じ海賊長エドゥアルド・ビジャヌエバのスペイン財宝艦隊がメキシコなどから戻る際に略奪することでも知られていた。

太平洋の女海賊ミストレス・チン

18世紀に何百隻もの艦隊を率いて南シナ海を支配していた鄭一嫂(てい・いっそう)がモデルの盲目の海賊長

太平洋の長であり、七つの海の5つを旅したことで知られる

権力を持ったミストレス・チンは広東省に身を置き、裕福な淑女として長く生きた珍しい海賊

 

大西洋のジェントルマン・ジョカルト

ジェントルマン・ジョカルトGentleman Jocard)という名前でもっともよく知られるガンボ(Gombo)

奴隷反乱、身分偽装の疑い、ブリテン諸島における海賊行為によって東インド貿易会社から生死を問わない賞金を懸けられていた

元ジャック・スパロウの船:ブラックパール号に料理人として乗り組んでいた

インド洋のスリ・スンバジ・アングリア

アラビア海の恐怖と呼ばれたインド洋の海賊長

インド宮殿に住んでいた

スンバジは敬称である「スリ」を付けて呼ばれヒンドゥー教の司祭としても知られる

彼の父親は生涯東インド貿易会社と戦い続けた有名なインドの公賊カンホジ・アングリア

ヨーロッパからインドに渡る商船、特に東インド貿易会社の船を略奪して貿易を妨害

南シナ海のエリザベス・スワン

ウェザビー・スワン総督の娘

冒険心旺盛な性格や規則破りの傾向から海賊の自由気ままな世界に憧れる

キャプテン・ジャック・スパロウが溺れかけた彼女を救助したことで海賊への興味がエスカレート

彼女こそが気まぐれな海の女神カリプソの化身であると信じて疑わない南シナ海の海賊長サオ・フェンの死際に海賊長の称号と海賊長の証である8レアル銀貨のひとつを譲り受け海賊長となる

その後の評議会にて海賊の王に選ばれた

アドリア海のエドゥアルド・ビジャヌエバ

スペインを代表する公賊でありアドリア海の海賊長

アドリア海やメキシコ、南アメリカなどのスペイン領に近海を通る船を襲撃

世界を周り七つの海を旅した

海賊長アマンド・ザ・コルセアやカピテン・シュヴァルと敵対

評議会のメンバーになるには

パイレーツ・オブ・カリビアンの劇中の設定です

評議会のメンバーになるには9つの8レアル銀貨と呼ばれる、最初の評議会のときに集められた文無しの海賊たちの小物のひとつを所持していること

本当の銀貨ではなく8レアル銀貨を持っていなかった初代評議会メンバーの海賊たちが銀貨の代わりに差し出したもの

それぞれのキャプテンもしくはその後継者はこの巨大組織の海賊長でいるためにこの通称8レアル銀貨を常に身近に置いていた

海賊長の8レアル銀貨

  • 黒海のアマンドザコルセアの8レアル銀貨
  • 小さなピューターのブランデー杯 でこれはスペインの修道院から追放された修道女たちから入手。彼女たちが追放されたのはアマンドが原因。

 

  • カスピ海のヘクター・バルボッサの8リアル銀貨
  • 前任の海賊長からを手に入れた8レアル銀貨は木の目玉
  • 戦いで右目を失っていたバルボッサの部下ラゲッティの義眼として使用された

 

  • 地中海のキャプテン・シュヴァルの8レアル銀貨
  • スペードのクイーンのカードでギャンブル好きの彼はカードでの勝負にはこれを使う

 

  • 太平洋の女海賊ミストレス・チンの8レアル銀貨
  • チンは盲目だが銀貨はメガネ

 

  • 南シナ海のエリザベス・スワンの8レアル銀貨
  • 翡翠の首飾りでサオ・フェンから譲り受けたものでシルク・ロードからの絹と伝統的な翡翠の原石から作成

 

  • 大西洋のジェントルマン・ジョカルトの8レアル銀貨
  • ふたつのタバコ・カッターでジョカルトが奴隷として使われていた農園にあった物
  • ジョカルトは主人の舌を切断するためにこれを使った

 

  • カリブ海のジャック・スパロウの8レアル銀貨
  • モロッコのビーズに織り込まれたシャムの金貨であり評判の芳しくないフランスの淑女から手に入れたモロッコのビーズとシャムの金貨はジャックが初めて海賊行為を行って手に入れた2枚のうちのひとつ

 

  • インド洋のスリ・スンバジ・アングリアの8レアル銀貨
  • 子牛の角のかぎタバコ入れで インドにある彼の寺院からの土産

 

  • アドリア海のエドゥアルド・ビジャヌエバの8レアル銀貨
  • ひもでつないだ割れたビンの首にコルクが付いているものでビジャヌエバはこれを使って有名な酒場の喧嘩に勝利した

まとめ 

パイレーツ・オブ・カリビアンの海賊評議会は実在した?メンバーの海賊長9人についてもという記事でした

トルトゥーガ島はハイチにある実在の島で17世紀には海賊の島

実際に海賊評議会も開かれていました

9人のメンバーについて記載しています

こういった予習ができていると映画を見るのも楽しくなりますね


 

コメント

タイトルとURLをコピーしました