デデデデ原作と映画のエンディングの違い!なぜハッピーエンドにしなかったのかについても


デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション

浅野いにおによる漫画

『ビッグコミックスピリッツ』にて、2014年22・23合併号から2022年13号まで連載

略称は『デデデデ

2024年春のアニメ映画化が話題

前章:3月22日公開 後章:5月24日公開の2部構成で公開される

3年前の8月31日、突如東京に巨大な空飛ぶ円盤、通称「母艦」が襲来

そこから出撃した「侵略者」の攻撃によって多くの死者が出る

米軍の攻撃によって母艦は渋谷区の上空で停止

母艦から出撃する侵略者の宇宙船も逐次迎撃される

上空には母艦が浮き、時折自衛隊と侵略者との戦闘が行われることが日常となった東京で

女子校生の小山門出は中川凰蘭ら親友たちと共に青春を謳歌していた

人類滅亡が迫っているとは夢にも思わず・・・

この記事では原作マンガと映画でエンディングが違う点について取り上げていきます

 

デデデデ原作と映画のエンディングの違い!

映画と原作マンガではエンディングが異なることは

後編公開前にすでに公表されていました

 

 

タイムリープするのは同じ

タイムリープ、つまり東京リベンジャーズのような

これまでの記憶をもったまま、違う時間の自分になるということ

映画では東京にいる人たちは死んでしまったものの、門出やおんたん、大葉は生き残っている姿がラストシーンとなる

原作はどんな結末かというと、門出の父が世界が滅亡しない時間軸へタイムリープ

そこでは門出やおんたんだけではなく、これまで死んでしまう設定だったキャラクターも生きている

つまり原作では最終的に救いのある結末で終わる

映画では、おんたんがタイムリープした結果、世界は滅亡へ向かう

原作では門出の父がタイムリープした結果、新しい時間軸で平和な世界になる

同じタイムリープでも、おんたんと門出の父では結果は反対

 

なぜハッピーエンドにしなかったのか

なぜ映画では門出の父がタイムリープするラストではないのか

この「地球がくそヤバい」というのがキーワードでしょう

 

 

地球がくそヤバい

劇場版のこのキャッチフレーズの意図は

映画では”終末”をより意識するというテーマだったのではないか

子供向けの夏休みのアニメではなく

リアルな問題提起を描くという意味もあって

PG12としたのだろう

 

 

PG12とは

PG-12 (Parental Guidance)

小学生以下の児童が視聴する際には保護者の助言・指導が必要

つまり鑑賞する際に保護者同伴が望ましいとされている作品

あくまで「助言・指導が必要」というスタンスで

子供が見てはいけないというわけではない

デデデデでは人が死んでいくシーンが多いのでこうなっていると思われる

デデデデの他のPG-12の映画は

『マッドマックスフュリオサ』 などのバイオレンスものや

ボブマーリーの映画『ワンラブ』といったマリファナや暗殺という表現があるもの

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』もバイオレンスものということでPG-12 です

 

 

 

 

 

まとめ

デデデデ原作と映画のエンディングの違い!なぜハッピーエンドにしなかったのかについてもでした

原作はある意味ハッピーエンドですが

劇場版オリジナルエンディングは終末感ただようものでした

劇場版で作者の表現したかったのは『地球がくそヤバい』でしょうから

この機会に原作マンガや聖地巡礼もチェックしてみましょう

 

 

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