岡田索雲といえばマザリアンが話題の漫画家
青年誌中心にこれまでにいくつかの作品があります
妖怪というか「もののけ的」なものを題材にすることが多い
この記事ではそんな岡田索雲先生について解説します
『マザリアン①②③』岡田 索雲 #読了
「ひずみ」謎の超常現象で蚤と融合した少女と猫と融合した少年が元の姿を取り戻そうとする。猫と融合した少年がモフモフで可愛い。面白かった。#読書#漫画#漫画好きと繋がりたい pic.twitter.com/HdfHD5BwM0— 蹴り子 (@k_keriko) May 1, 2022
岡田索雲の経歴や作風は?
2008年「ブラックタイガー」で第24回MANGA OPEN大賞を受賞し、『モーニング』(講談社)でデビュー
2018年から2020年まで、漫画アクションで『メイコの遊び場』を連載
出身大学や年齢・性別などの基本情報
他の多くのマンガ家さんと同じく、個人情報公開NGのスタンスです
名前 | 岡田 索雲(おかだ さくも) |
出身地 | 大阪 |
生年 | 非公開 |
性別 | 非公開 |
顔出し | NG |
出身大学 | 非公開 |
岡田索雲の作風
青年マンガのメディアに寄稿している
つげ義春などの影響が色濃く
グロい描写も多い
作品一覧
商業メディアのキャリアは2008年からなので15年(2023年現在)
最初の商業誌での作品は2008年・モーニングの『ブラックタイガー』
その後の連載作品は
2013年から2015年まで、ビッグコミックスペリオールで『鬼死ね』
2016年から2017年まで、漫画アクションで『マザリアン』
2018年から2020年まで、漫画アクションで『メイコの遊び場』
ブラックタイガー
2008年第24回MANGA OPEN大賞を受賞し
『モーニング』(講談社)で発表されたデビュー作
河川敷で暮らすホームレスを主人公に描いた味わい深い佳作
ユニークなキャラクター、意外性のあるストーリー
特にオチは秀逸と評された
鬼死ね
2013年から2015年まで、『ビッグコミックスペリオール』(小学館)
連載デビュー作
中学生の双子の兄弟、阿羅太(あらた)と伊純(いずみ)
彼らは人間ではなく、人間の姿はしているが、鬼
鬼は、赤鬼と青鬼の2種類
青鬼は比較的人間に近く、社会にも馴染みやすいが、
赤鬼には、人間に嫌悪感を与えてしまう目には見えないオーラがある。
鬼の99パーセント以上が赤鬼だ
生まれつき人間に嫌われる運命を変えたい、赤鬼の阿羅太
鬼社会ではマイノリティの青鬼、伊純。
2種類の鬼と人間の交流を描く異色の悲喜劇
『鬼死ね/岡田索雲』を紹介しました!
かなりざっくり説明すると、赤鬼のあらたと青鬼のいずみ双子の兄弟のお話です!
2分間のプレゼンはradikoから聞けます!メイコの遊び場も読んでますー#kimimachi pic.twitter.com/ti08CfhrLI
— 平嶋夏海🏍🧸 (@nacchan_h0528) June 5, 2021
マザリアン
2016年から2017年まで、『漫画アクション』(双葉社)で連載
空間の「ひずみ」に入り込んでしまうと、二つのものが融合してしまう世界
木屋俊郎と野々宮桃子。接点ゼロの二人の高校生が
ひずみに巻き込まれた猫を救おうと自らも巻き込まれてしまう
結果、木屋はネコと融合
桃子はノミと融合してしまう
元に戻るために二人は動き出す
奇妙な青春がほとばしる、融合ニャンニャンパニック
『マザリアン①②③』岡田 索雲 #読了
「ひずみ」謎の超常現象で蚤と融合した少女と猫と融合した少年が元の姿を取り戻そうとする。猫と融合した少年がモフモフで可愛い。面白かった。#読書#漫画#漫画好きと繋がりたい pic.twitter.com/HdfHD5BwM0— 蹴り子 (@k_keriko) May 1, 2022
メイコの遊び場
2018年から2020年まで、漫画アクションで連載
夜になると眼帯で隠した左目を使って人の精神を壊し、お金をもらうという仕事を続けていた少女メイコ
アスマをはじめとする五人の子供たちと出会い、日々の遊びや触れ合いの中でさまざまなことを知るうちに、少しずつ変わっていく
1973年から1974年のオイルショックの時代
激動の時代の大阪を舞台に、心を持たない少女が変化していく様子を描いたビルドゥングス・ロマン
作中に登場する昭和の遊びについて詳しく解説されたコラムも収録
「メイコの遊び場」(岡田索雲先生)が好きで好きでたまらないです。生まれて初めて電子書籍と紙の本をどっちも買ってしまった…。 pic.twitter.com/FtoSSrHbli
— 加納梨衣 (@kanoukanouk) October 23, 2019
ようきなやつら
2022年刊行
WEB上で話題騒然の岡田索雲妖怪読切シリーズをまとめた単行本
登場妖怪が一同に会する表題作「ようきなやつら」
性的同意について描く「東京鎌鼬」
寛容と不寛容についての話「忍耐サトリくん」
周囲との違いに悩む少年の話「川血」
なかなか分かってもらえない話「猫欠」
無かったことにしてはいけない話「追燈」
関東大震災の直後、混乱と恐怖の渦の中で「朝鮮人が井戸に毒を投げている」という根拠のないデマが広がり、約6000人もの罪のない人々が理性を失った群衆に虐殺された。
岡田索雲さんの『ようきなやつら』に掲載されている「追燈」を読むといい。今朝の現象は決して笑い事で済ませていいことじゃない。 pic.twitter.com/3yEFwuDdfy
— キニマンス塚本ニキ Nikki Tsukamoto Kininmonth (@tsukaniki85) September 16, 2022
アンチマン
2023年6月2日に公開
父親を介護しながら食品会社に勤務する溝口
彼は、日常で蓄積した鬱憤を“ある方法”で発散していた
それはスマホを見ながら歩いている女性にぶつかること
父親は他界し、早く帰宅する必要のなくなった溝口は
異常なまでに残業をするのだが、それもまた疎まれてしまう
電車で転んだ女性に欲情してうしろから抱きついたのだが
結果、それはその女性をナイフで刺そうとした男から助けることになる
人助けのヒーローとしてマスコミに取り上げられるが溝口は植物人間になってしまう
不条理、うまくいかないことを描く秀作
本当に、本当にすごかった。
「父親を介護しながら食品会社に勤務する溝口。彼は、日常で蓄積した鬱憤を“ある方法”で発散していた……」
アンチマン / 岡田索雲 | webアクション https://t.co/LpJsutk19v pic.twitter.com/rFK2xRLf5Z
— 遠藤一同🍑11/23-12/3個展 (@eeend) June 2, 2023
まとめ
岡田索雲の経歴や作風は?デビュー作から最新作まで作品一覧まとめ
という記事でした
2008年に商業メディアデビューなのでキャリアは約15年
TVで取り上げられた「マザリアン」はアニメ化されるのではないかと話題
先生の今後に期待です
マザリアンのマンガを読む方法
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