永遠の昨日は2022年秋ドラマとして実写化された『泣けるBL』と評判の学園小説
高校生の山田浩一が同級生の青海満と登校中にトラックにはねられる
しかし即死のハズの山田はすぐに立ち上がり学校に行くが心臓は動いていないし頭蓋骨も陥没している
生きている死体
2023に完全版として再編集されてTV放映
2022に放送されたバージョン(『オリジナル版』とします)と完全版は何が違うのでしょうか
結末が違うのでは?という噂についても解説していきましょう
どこのシーンがこう違うというのではなくて全体的にこんな感じ
シーン | 相違点 |
青海満の主観のシーン(回想シーンなど) | セリフがモノローグに差し替えられている |
キャンプのシーン | カット割り |
浩一と家で宿題するシーン | 削除されている |
オープニングテーマの始まるタイミング | 駅を出て歩くシーン |
シーンの順番 | 青海の自宅→学校 |
最終回最後のシーン | キスシーンのカットが違う |
通常版もほぼ原作どおりのストーリーなので
ストーリーはほぼそのまま再現されています
再編集ということなので、新たに撮影を追加することはなく2022年に撮ったものを素材としていると思われます
完全版はオリジナル版と同じく全8話30分枠です
もちろんオリジナル版を知らない人にもストーリーがわかる内容
そうなるとオリジナル版の撮影でボツになったシーンに差し替えている部分があるということでしょう
モノローグとは直訳すると独白
登場人物が自分の心情を吐露する場面のことをさす
ここでは青海のモノローグということになります
再編集でもすでに撮影してある映像を音無しにして新たに音声を乗せる形でモノローグを作るのであれば
音声録りだけで追加の撮影はないので比較的容易に変更できる
この手法を使ってモノローグを増やしているのではないかと思われます
オリジナル版と完全版の比較がSNSにいくつか出ています
加えてモノローグが文字とセリフで追加されていますね
その他、なくなっているシーンがあったり(浩一の家で宿題するシーンなど)
モノローグに時間を割くために削られたシーンがあるようです
3話公開直後の情報です
オリジナル版では冒頭からオープニングテーマが流れていた
完全版では満と浩一が駅を降りて歩くシーンでオープニングテーマがスタートするように変更されている
動画サービスかDVDが発売されたら確認してみましょうか
公式Tweetでも情報は配信されています
こんな情報がありました
違和感を持った方いたでしょうか
DVDや動画配信サービスで確認してみましょう
通常版でも最後はキスシーンで終わるのですが、カットが違います
完全版はこちらでした(画像出るかな?)
出ない方はクリックして、Twitterで確認ください
結論から言うと、大枠ではストーリーを踏襲しています
最終回ではSEXシーンがありますがそれがあっさりとベッドで裸でのキスになっています
原作では結構ハードなラブシーンです
『もう逝っていいよ』という満のセリフも省かれてしまっています
ここが泣けるBLの泣けるシーンなんですけどね
動かなくなった浩一の死体が発見された場所も違います
原作では自宅の布団の中ですがドラマでは事故のあった草むらです
最後のシーンも原作では20年後に同級生の仲間で浩一のお墓参りに行くが
ドラマでは5年後に同級生が同窓会的に集まっていて満に電話をしてきます
しかし満は浩一と行った思い出のキャンプ場でソロキャンプをしている
いずれも最後をあっさりと時間をかけずにまとめるために変更した
完全版も撮影を追加したわけではないことからこのストーリー感のままだと思われます
山田浩一は亡くなってしまうのでそこはハッピーエンドとはいい難い
しかし原作では生きている死体という存在になっても思いを果たせたということではハッピーエンドと言って良いかも知れません
思いを果たせたというのはもちろんこういうことです
浩一の妹が生まれた日に浩一は満の家に泊まる
その時です
原作ではかなり具体的で
生きている死体の浩一が攻めで主人公の満が受け
うまくいかなくてバスルームからジェルを持ってきて潤滑剤につかってみたり
そして満は声をかける
”浩一が一番好きだ、だけどもう逝っていい、俺は大丈夫だから”
そして朝になったら生きている死体の浩一は消滅していた
ドラマでは映像はベッドでのキスシーンで終わっています
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