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推しの子のアニメとマンガの違いを比較!ストーリーや描写の改変についても解説

推しの子(おしのこ)は、赤坂アカ(原作)、横槍メンゴ(作画)による日本の漫画

『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて、2020年21号より連載中

ウェブコミック配信サイト『少年ジャンプ+』(集英社)でも連載されている

推しの子の意味は、自分の推しのアイドルの子供の事を指す

その自分の推しの子供に自分が転生するという設定

もちろんほかの転生モノと同じく前世の記憶を持ったまま転生する

芸能界の華やかな部分とシビアな部分の双方を描いていて

先の読めない展開が大きな反響を呼んでいる

2023年4月にTVアニメ化され第一話が劇場アニメ映画として先行公開されるなど話題

主題歌はYOASOBI、エンディングは女王蜂が担当することでも期待度がわかる

今回はその話題のアニメについての記事です


推しの子のアニメと漫画の違いを比較

実際に映画館で第一話を見た人のほとんどが指摘しているポイントがあります

マンガではあっさりと表現されているのに何で?という感じ

気にならない人は気にならないかもしれません

それらを解説していきましょう

アニメとマンガで違いのあるシーン マンガ アニメ
雨宮吾郎の死亡シーン 崖上のシーンの次は吾郎の心の声の文字だけのコマが続き崖の下に転落した吾郎が一コマあるのみ 崖の上から突き落とされて崖の下に落ちた描写があり、着信するスマホの画像もある
ニュース画面 スマホの画面にネットニュースとして表示される画像 ハチ公前のQ-Frontのビジョンにニュース動画として表示される
星野アイの死亡シーン 星野アイの心の声が文字で表示される 星野アイの心の声がない・アクアのアイを呼ぶ声が入っている

雨宮吾郎の死亡シーン

星野アイの担当産婦人科医でのちにアクアに転生する雨宮吾郎(あめみや ごろう/声:伊東健人)

秘密裏に彼が勤務する宮崎県の病院に妊娠した星野アイが入院しているのだが

いきなり吾郎に『あんた、星野アイの担当医?』と聞いてきた怪しい若い男

一部の関係者しか入院していることは知らないはずなのになぜ彼が知っているのかと逆に問い詰めると男は逃げていく

吾郎は追いかけて山の中の崖の上で男を見失う

そこで男に突き落とされるのだが

マンガでは吾郎の後ろに男の影が見えた次には

セリフだけのページが1ページあって

崖の下で倒れている吾郎の1コマがあるだけですが

アニメでは崖から突き落とされるところも

病院からの電話で鳴り出したスマホも

しっかり画面に出てきます

*セリフだけのページのセリフはそのまま使われています

スマホ画面のはずが街頭ビジョンQ’s EYEに変わっている

マンガでは星野アイ死亡などのニュースはスマホの画面上に表示されているところが描かれている

しかしアニメではニュースは渋谷ハチ公前交差点のビル、Q-frontの壁面にある大型ビジョンのQ’sEYEで流れる描写に変わっている

そのほうがキャッチーだという判断なのでしょうけれど

マンガで慣れてしまっていると『あれ?』と思うこともあります

星野アイが刺されるシーン

マンガでは、ストーカーのリョウスケは花束を持っていきなり家を訪ねてきて

『アイ・・ドーム公演おめでとう。双子の子供は元気?』と言ってアイを刺す

アニメでは、冒頭のアイ・・・というタメは無くて

『ドーム公演おめでとう。双子の子供は元気?』と言ってアイを刺す

その後のリョウスケの言葉に対してマンガではアイの心の声が文字であらわされているけれど

まあこれはマンガならではですね

アニメでは心の声は発声されません

その代わり、アニメでは息子のアクアが刺されたアイに対して『アイ!』と何度も叫ぶ声

アクアが119番に『いいからすぐ来てくれ!』と電話する声が加えられています

実写版映画の推しの子があるらしいが

これなんですけれど

本当だとしたらかなり残念です

 

なぜアニメはマンガと違うのかを考察

基本はマンガに忠実にアニメ化されていて大きくストーリーが変わってはいない

マンガと同じストーリーを表現するためにより効果的なアニメだからできる表現を選択したということだと思われます

マンガではあまり表現せずに読者が想像で埋める部分を作る手法を使っている部分がありますが

アニメではそこも動画で埋めたほうが良いですから

劇中でQ-Frontの画面で配信されているニュース動画などもアニメ向きですね

まとめ

推しの子のアニメはマンガとストーリーが違ってひどい?ネタバレを含む感想・レビューまとめという記事でした

映画館で先行上映していた第一話は、ほぼコミックスの一巻

細かいところの表現は違うものもあるがそこはアニメの良さや

2020年のヤングジャンプ掲載時よりも時流に合ったアレンジを目指して改良したのだと理解できます

なによりもちゃんと声優さんを使っているところが素敵です

本格的に映画化されたときにも変にアイドルや俳優に声優をさせることはしないでほしいですね

絶賛の声を紹介します

*映画館で第一話の先行上映を見る人はエンドロールが始まったからといって席を立たないように!そのあとにもまだ話は続いていま

 

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