日向 夏の経歴や作風は?デビュー作から新刊まで作品一覧まとめ

日向 夏といえばライトノベル小説家

代名詞といえる有名作品は

2023年秋にアニメ化が話題の『薬屋のひとりごと』

それ以外にもマンガ化されている作品は数作あります

この記事ではそんな日向夏先生について解説します

日向夏の経歴や作風は?

2012年に『小説家になろう』に投稿していた『薬屋のひとりごと』が書籍化されデビュー

その後これらの作品を発表しています

トネリコの王(ヒーロー文庫、2013年8月31日 – 2014年6月27日、全2巻)

緋凰仙華 いつわり仙女は拘束中(一迅社文庫アイリス、2013年10月19日、全1巻)

薬屋のひとりごと(ヒーロー文庫、2014年8月29日 – 刊行中、既刊13巻)

路地裏の精霊姫(一迅社文庫アイリス、2014年11月20日、全1巻)

女衒屋グエン(星海社FICTIONS、2018年9月20日、全1巻)

迷探偵の条件(MF文庫J、2021年10月25日 – 刊行中、既刊1巻)

不死王の息子(ヒーロー文庫、2021年11月29日 – 刊行中、既刊1巻)

神さま学校の落ちこぼれ(星海社FICTIONS、2022年1月20日 – 刊行中、既刊2巻)

出身大学や年齢・性別などの基本情報

名前 日向 夏(ひゅうが なつ)
出身地 福岡県
生年 ??年5月30日
性別 女性
顔出し NG(サイン会は行います)

 

日向夏の作風

ラブコメではなく宮廷ものとか近未来とかSFとか

非日常な設定のストーリーが多い

進行も、ちょっと大人向けな印象

マンガ化されている作品も数作あります

薬屋のひとりごとは2誌でマンガ化され、アニメ化もされています

デビュー作から最新作まで作品一覧

商業メディアのキャリア11年(2023年現在)ですが、それほど作品数は多くない

1年1作もないように見えますが薬屋のひとりごとのように連載がある

小説家としてはこんな感じではないでしょうか

作品について解説してみましょう

薬屋のひとりごと

RayBooks、2012年10月31日、全1巻 

その後連載になる薬屋のひとりごとですが

ここでは第1部「後宮編」のみで刊行

あらすじ詳細は後述の13巻刊行中の『薬屋のひとりごと』に記載します

トネリコの王

ヒーロー文庫、2013年8月31日 – 2014年6月27日、全2巻

近未来世界で第2の人生を送る少年とその世話をする少女

理想と現実、存在価値を描く

主人公の紫郎は目が覚めると新世界だった

巨木の中で眠り続けていた紫郎は、目の前にいた空色の髪の少女から
前時代の生き残りであることを知らされる

核兵器も、地球温暖化も、エネルギー問題もなくなったそこは、
波動係数収束管理システム、通称世界樹によって支配された未来

人間のほかに、それに従属するために生まれた生体型人造人間も存在

困惑しながらも常識の通じない未来世界に順応していこうとする紫郎

眠る前の記憶もまた、退屈な毎日の中で過去のものとなる

しかしそこには矛盾があった

緋凰仙華 いつわり仙女は拘束中

一迅社文庫アイリス、2013年10月19日、全1巻

「盟約に従い、王都に来てもらおう」と人違いで

最凶最悪の仙女・女禍に間違われてしまった少女・小鈴

仙人の郷にやってきた冷淡な青年文官の亮孔に契約の印を刻まれる

そして皇位継承権を持つ香蘭公主のために、離宮で働くことになってしまう……

華やかで鮮やかな中華風ファンタジーの秀作

薬屋のひとりごと

2017年にマンガ化、2023年にアニメ化される日向夏の代表作

原作は2011年10月に小説投稿サイト「小説家になろう」で連載が開始された同名小説

ヒーロー文庫、2014年8月29日 – 刊行中、既刊13巻

舞台は中国の王宮

医師である養父を手伝って薬師として花街で働く少女・猫猫

人攫いによって後宮に下女として売られてしまう

目立たぬように勤めるつもりが、皇子の衰弱事件の謎を解いたことが

宦官である壬氏の目に留まり、様々な事件の解決を手伝わされる

そんななか寵姫の失踪事件が発生し猫猫も巻き込まれる

失踪事件は国家転覆計画に広がっていく

壬氏の正体は次第にあきらかになり、二人の関係も変化していく

路地裏の精霊姫

一迅社文庫アイリス、2014年11月20日、全1巻

「甘い匂いに吸い寄せられた」精霊が見える、宝石職人見習いのクラウディア

彼女は、精霊に囲まれていた青年アズーロが、目の前で倒れたので助ける

それ以来、彼女の家を訪れるようになった彼の目的は

クラウディアが作る食事

世間知らずなアズーロに調子は崩され

しかも奇妙な事件に巻き込まれはじめる

女衒屋グエン

星海社FICTIONS、2018年9月20日、全1巻

『太白楼』は眠らない妓館

花街のとある一角、遊女たちは春をひさいで生きていた

生娘のまま女盛りを過ぎてしまった静蕾

勝ち気で反抗的な万姫、別れた男に囚われ続ける思思とそして西施

この世界を統べるうつくしい主

冴えない女買いの男・虞淵と下働きの醜い少女・翡を従える彼女も秘密を抱えていた

都から届いた一通の文が妓館の運命を揺るがす
偽りだらけのこの街で本当の幸せとはいったい何か?
遥か古都の遊郭を舞台に綴られる、儚い色里模様の幕が上がる
新たな中華小説の誕生!

迷探偵の条件

MF文庫J、2021年10月25日 – 刊行中、既刊1巻

真丘家の男子は十八歳までに運命の女性に出会わないと十八歳で死ぬ

十七歳の誕生日を迎えた主人公・真丘陸にはあと一年しかない

運命を回避するには厄介な体質が二つ

一つは女難体質

ヤンデレ(病み+デレの合成語)ばかり引き寄せてしまう

そしてもう一つは探偵体質でちょっと出かけると事件に巻き込まれる

今日もまた死体に出くわしたのだが、まさか犯人が運命の人?

日向夏には珍しい現代が舞台のミステリー

マンガ化もされている日向夏のもう一つの代表作

不死王の息子

ヒーロー文庫、2021年11月29日 – 刊行中、既刊1巻

カニバリズム・コメディで人外×不死身少女×死亡フラグ

中学受験を控えた小学六年生の少女・由紀子のクラスに 転校生がやってくる。

山田不死男と名乗るその少年は、「不死王の息子」

由紀子は食人鬼に襲われるが、不死男に助けられる

その結果、由紀子は人外である不死者になる

不死王の同族として彼らと接していく

食材扱いされる不死王こと山田父

天然すぎて浮世離れした山田母

ぶっ飛んだ両親と弟のために日夜周囲に謝る山田姉兄

歩くだけでひたすら死と隣り合わせになる山田不死男

彼らと接することで、小六の日高由紀子は成長していく

食らえば不死身になれるという不死者の血肉を狙う食人鬼に狙われながら

明るく元気に死にまくる不死男との不条理な日々

これは不死身になった女の子と不死王の息子が様々な死亡フラグにぶちあたるストーリー

神さま学校の落ちこぼれ

星海社FICTIONS、2022年1月20日 – 刊行中、既刊2巻

“神通力”を持つ人間を「ヒミコ」、そして国家資格を得たヒミコを「神さま」と呼ぶ現代

祖母亡き今、ナギの実家の陽美谷神社がある町は神さま不在で困っていた

能力を引き継ぎ「ヒミコ」である双子の兄・たけるは引きこもり

神社を何とかするには自分が頑張るしかない!と思っていた矢先

町の子供が神隠しに遭ったという噂が広まる

新感覚スピリチュアルスクールドラマ

こちらもマンガ化されています

聖女に嘘は通じない

小説ではなくてマンガ

作画:浅見よう、『月刊少年マガジン』2023年4月号 – 連載中

辺境の教会で神官見習いとして働くクロエ

洞察力と記憶力を武器に、夜は酒場のカード賭博で荒稼ぎするという聖職者!

クロエは教会を訪れた成金聖騎士エラルドに能力を見込まれ依頼される

それは「聖女候補として大教会に潜入し、二年前の殺人事件の犯人を見つける」だった

まとめ

日向夏の経歴や作風は?デビュー作から最新作まで作品一覧まとめ

という記事でした

2012年に商業メディアデビューなのでキャリアは約11年

得意なジャンルは中世中国が舞台の話だが

ミステリーやSF的な設定もこなす

マンガ化されている作品も多い

もちろんの『薬屋のひとりごと』をはじめ

『神さま学校の落ちこぼれ』『迷探偵の条件』

そしてマンガからスタートの『聖女に嘘は通じない』

2023年に『薬屋のひとりごと』とのアニメ化が話題

今後の展開に期待です

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