田島列島といえば『水は海に向かって流れる』の実写映画化が話題
多摩美術大学映像演劇学科卒業
2008年『ごあいさつ』でMANGA OPEN 第24回さだやす圭賞を受賞
2020年4月『水は海に向かって流れる』などで「第24回手塚治虫文化賞新生賞」を受賞
作品数は多くないのにこの実績は天才なのでは?という声も
この記事では田島列島先生について解説します
先生の作品が世に出たのは2008年
『ごあいさつ』という作品でした
これまでの作品などから人物像も探っていきましょう
名前 | 田島列島 旧名は田谷野 歩(たやの あゆみ) |
性別 | 女性 |
生年 | 1984 |
ジャンル | 青年漫画 |
顔出し | 非公開 |
青年漫画家ですが、意外と幅広いジャンルの作品があります
もちろんヒューマンストーリーものがメインです
独特の視点で一風変わった設定を描くのが特徴
これが天才といわれるゆえんでしょうか
これまでに発表した作品を列挙してみます
2008年「モーニング」44号に掲載された読み切り (田谷野歩名義)
当時、関係者に新人の応募作とは思えないと言わしめた作品
不倫がテーマなのだが重くならず、ふわっと吹き抜けてった風みたいな秀作
姉の不倫相手の奥さんが毎日アパートにやってくるのだが
姉は彼女が来ることを知ってから家に寄り付かず
でも今一つ現実味がわかないというその奥さんと妹(主人公)は
テレビで戦争を見ているみたいとか、昼ドラを見ているみたいとか
お茶をしながら話す
やわらかいタッチの画調もあり、淡々と進んでいく雰囲気は
すでにデビュー作で習得していたのだと思わされます
読み切り作品は短編集としてまとめられています
以下の作品も短編集に掲載されています
『モーニング』2014年14号-35号 連載 コミックス上下巻
2021年8月には上白石萌歌主演で実写映画化されました
競泳女子サクタさん(水泳部)と
書道男子もじくん(書道部)は
本来立ち入り禁止の学校の屋上で出会った
もじくんは兄から屋上のカギをもらっていて
屋上でアニメキャラ『KOTEKO』の絵を描いていた
そのキャラを好きなサクタさんと仲良くなるが
屋上に置いていた絵は何者かに壊されてしまう…
モーニング誌上で思わぬ超大好評を博した甘酸っぱすぎる新感覚ボーイミーツガール
『別冊少年マガジン』2018年10月号 – 2020年8月号、コミックス全3巻
2023年6月に広瀬すず主演での実写映画公開が話題の作品
原作マンガは『別冊少年マガジン』にて2018年9月号から2020年8月号まで連載
高校に入学した直達は、通学のため叔父・茂道の家に居候するために引っ越し
最寄り駅に迎えに来たのは、見知らぬ女性・榊さん
案内されたのはシェアハウスで、榊さんのほかは、親に内緒で会社を辞めマンガ家になっていた叔父の茂道、女装の占い師・颯、海外を放浪する大学教授・成瀬ら、くせ者ぞろいの住人たち
いつも不機嫌そうだが気まぐれに美味しいご飯を作ってくれる榊さんにいつしか淡い思いを抱くようになる直達
しかし道達と榊さんの間には思わぬ過去の因縁があり…
『モーニング・ツー』2022年10号より連載中 、コミックス既刊1巻
「竹やぶに生えてた子供を、神様にするか人間にするか決めるのは、最初にみつけた人間なんだよ」
8歳の女の子まりはある日、竹やぶでみちかと出会う
おばちゃんはこの竹藪は人が生えてくるんだと言う
みちかが次々と起こす不思議な出来事のおかげで、まりの世界はこれまでと一変
まりが学校に行きたくないと言うと、みちかはあっさりまりと入れ替わってしまう
まりと入れかわったみちかは同級生の男の子とけんかして彼の目をえぐりだしてしまうが
実際には取り出したのは目ではなくて彼の記憶データだった?
田島列島の経歴や作風は天才的?デビュー作から最新作まで作品一覧まとめ
という記事でした
2008年から数作発表しています
淡々と進む感じのストーリー
天才といわれる独特の視点からの展開が特徴的
2021年の子供はわかってくれないの実写映画化に続き
4月の東京は… が2023年6月に実写ドラマ化が話題
今後の展開に期待です
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