藤沢もやしといえば『週刊ヤングマガジン』にて連載中の『私のアリカ』が有名
ヤンマガ2023年2・3合併号より連載中でコミックスも1巻発売されています
藤沢もやし先生は原作を担当しています
先生は2015年、『ファムファタルと昼食を』がハツキス新人マンガ賞第1回大賞を受賞しデビュー
『うる星やつら』で有名な高橋留美子先生のアシスタント出身
さらに女同士のドロドロの戦いを描く『御手洗家、炎上する』がNetflixでドラマ化も話題
こんな世界を創造する、藤沢もやし先生とはどんな人なのかを掘り下げます
先生の作品が世に出たのは2015年
『ファムファタルと昼食を』がハツキス新人マンガ賞第1回大賞を受賞しデビュー
雑誌『ハツキス』のホームページ上で発表されました
これまでの作品などから人物像も探っていきましょう
名前 | 藤沢もやし(ふじさわ もやし) |
性別 | 女性 |
生年 | 不明 |
師匠 | 高橋留美子 |
顔出し | 非公開 |
もちろん少女漫画からヤンマガでの連載まで幅広いです
最初は少女漫画誌に描いていたが、だんだんと少年誌にも描くようになっています
基本は女性心理を描くようなサスペンスものが得意
これまでに発表した作品を紹介します
2015年にハツキス新人マンガ賞第1回大賞を受賞したデビュー作
主人公の野田は、友達の少ない、地味な女子高生
友人が部活が忙しくなりしばらく一緒にランチできなくなり
他のクラスメイトを誘うように勧められる
野田が選んだのはずっと憧れていたクラス一の美少女、桃原
桃原とランチするようになりどんどんあか抜けていく野田
しかし桃原を選んだ理由は、戸塚先生がいつも桃原を見ているから
戸塚先生に自分も見てもらいたい、という思いからだった
結局、桃原に戸塚先生は渡さないと宣言されてしまい、完敗
ファムファタルとは、本来男にとっての「運命の女」という意味だが、「男を破滅させる魔性の女」という意味合いで使われることが多い
『ハツキス』2015年7月号~2016年11月号に連載された、連載デビュー作
デビュー作の『ファムファタルと昼食を』の続編ともいえる
女子高の中にある目に見えないヒエラルキー
クラスの中心・理亜と彼女を慕う小田嶋だが二人の関係性はある日崩れる
小田島がクラスの中心になり立場が逆転!
少女たちの熾烈なポジション争いの裏に隠された心情や葛藤が表現され
学生時代にスクールカーストを意識していた人に共感できるストーリー
スピード感のある展開、女のプライドなど描写が濃くて読みがいある
『Kiss』に2017年5月号~ 2021年6月号まで連載された
代々病院を経営する御手洗家で13年前に自宅兼診療所が全焼するという事件
原因は火の不始末とされたが、はたしてそうだったのか
燃えさかる家の前で母が土下座する光景を長女・杏子は見せつけられる
母は責任を取り離婚し2人の娘を引き取とった
どうしても腑に落ちなかった長女・杏子は時を経て御手洗家に家政婦として潜入
火事に隠された真相を暴くことを決意する
2023年にNetflixでドラマ化されることが話題です
『週刊ヤングマガジン』に2023年2・3合併号から連載中
藤沢もやしは原作担当(作画は隈屑)
『週刊少年マガジン』にて、2021年10号から連載中
人気絶頂中のアイドルユニット「りりかるトリック」の” 真宮アリカ ”が、突然行方不明
1年経っても足取りはつかめず、捜査は難航
警察は熱狂的なファンが誘拐したのではないかという視点で総手を展開
そんな状況の中追加メンバーのオーディションを開催
6名の候補者が残った
その中の一人「宮嶋ナナ」はアリカの熱狂的なファンかつ友人
ナナはアリカのブログに書かれてた「裏切り、助けて」という隠しメッセージに気づく
これは内部的な犯行だと睨みユニット内にいるであろう犯人を捜すためオーディションを受けたのだった
藤沢もやしの経歴や作風は?デビュー作から最新作まで作品一覧まとめ
という記事でした
2015年デビューで連載作品は3作
少女漫画家のイメージですが最新作はヤンマガで連載されています
Netflixのドラマ『御手洗家、炎上する』が話題ですが
『私のアリカ』も近々ドラマ化、アニメ化が噂されています
今後の展開に期待です