十日草輔といえば代名詞ともいえる『王様ランキング』が有名
2017年からWeb漫画投稿サイト「マンガハック」で『王様ランキング』の連載を開始
「次にくるマンガ大賞 2018」のWebマンガ部門にもノミネート
絵本を描いたところ、大賞を取り、本を出版するも、出版社が倒産
絵本は敷居が高いと考えていたところ、Web漫画を知り、Webならいろんな人に読んでもらえるのがいいと考える
一番影響を受けた漫画家は、鳥山明(鳥山明はイラストレーター出身)
2019年4月18日からWebメディア「マトグロッソ」にて、エッセイ『脱サラ41歳のマンガ家再挑戦-王様ランキングがバズるまで』を連載開始
そんな絵本・ファンタジーからのアプローチで独特の世界感を創造する十日草輔先生とはどんな人なのかを掘り下げます
先生が漫画家として商業誌に作品を発表したのは2017年
これまでの作品や、Twitter投稿などから人物像も探っていきましょう
名前 | 十日草輔(とおかそうすけ) |
性別 | 男性 |
生年 | 1975年 |
出身地 | 非公開 |
連載開始時のペンネームは「goriemon」で、ニコニコ静画では「aaa」、十日のホームページでは「とかただ」名義を使用していたが「縦書きにしにくい」という理由で十日草輔になった
絵本作家としての受賞経歴もあるので画調は絵本風
ファンタジー路線とでもいえるRPGぽいストーリ―
「キャラクターに親しみを持たせ」「感情移入しやすくなる」ような「線の少ないシンプルな絵柄」が持ち味
『王様ランキング』では「極端に視覚的な作風」で「セリフが少ない」「絵本調」な作画だが、「大人に染みる」内容を目指している
作品数はあまり多くありません
これまでに商業誌で発表した作品を列挙します
唯一のマンガ作品
『マンガハック』2017年5月20日より 連載中、既刊16巻(2023年5月現在)
コミックスはKADOKAWAのビームコミックスレーベルより発売されている
『みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019』6位
巨人の豪傑を父にもつが体が小さく非力な王子・ボッジ
耳が聞こえず言葉も話せない彼は、周囲から王の器ではないと思われていた
地を這う妖怪?の「カゲ」に衣服を置いていくように言われ裸で城に帰っていく
周囲は嘲笑ったり心配したりだが、本人は意に介さない
ある日、城までついてきた「カゲ」に根性があることを認められ
二人が友となったことでボッジの人生は王位に向けて動き出す
2021年10月から2022年3月までフジテレビ系でTVアニメ化
2023年4月より続編『王様ランキング 勇気の宝箱』のTV放映が話題
マンガではなくてエッセイ作品
『マトグロッソ』2019年4月18日より連載
十日草輔は23歳で漫画家を目指し漫画を投稿するが成果が出ずやめる
絵を続けるために絵本を描いたところコンテストで大賞を取るが出版社が倒産する
その後サラリーマンとして働く
Webの仕事でコーダーやWebデザイン、Webマーケティングを経験
サラリーマンを経験したことにより漫画を描く上で大事なことを学ぶ
そのあたりの経験に基づいたエッセイ
十日草輔の経歴や作風は?デビュー作から最新作まで作品一覧まとめ
という記事でした
1975年生まれですがベテランではなく、2017年に漫画家デビューという遅咲き
王様ランキングが唯一のマンガとして発表されている作品
2021年10月から2022年3月までフジテレビ系でTVアニメ化
2023年4月より続編『王様ランキング 勇気の宝箱』のTV放映が話題
また、エッセイ:脱サラ41歳のマンガ家再挑戦-王様ランキングがバズるまで
でこれまでの経験を書いています
今後もこの絵本ファンタジーというような独特の作風での作品に期待です