甲本一(こうもと はじめ)といえば代名詞ともいえる『マッシュル-MASHLE-』が有名
2020年『週刊少年ジャンプ』9号から初連載の『マッシュル-MASHLE-』を連載開始
同作は「次にくるマンガ大賞 2020」11位・「全国書店員が選んだおすすめコミック2021」3位
2023年4月にはTVアニメ化が話題
2018年デビューながら勢いがある注目の作家です
そんな世界感を創造する甲本一先生とはどんな人なのかを掘り下げます
甲本一先生が漫画家として商業誌に作品を発表したのは2018年
これまでの作品や、Twitter投稿などから人物像も探っていきましょう
出身地 | 滋賀県 |
性別 | 男性 |
誕生日 | 1995年6月25日 |
2018年のペンネーム | 柏崎康一 |
2019年のペンネーム | こういちろう |
2020年以降 | 甲本一 |
基本、顔出しNGで出身校なども公表されていません
就活で何十社も落ちて、2年限定で漫画家活動
見事プロになったという話が本人から語られています
小学生時代【ボボボーボ・ボーボボ】や【銀魂】に影響を受け
中高生のころからギャグ・コメディ漫画家を目指す
『ワンパンマン』が好きで影響を受けていると言ってますが言われなくても自明(笑)
『鬼滅の刃』を見て、キャラクターデザインにアイテムやモチーフを入れるように意識
「漫画のキャラクターはとりあえずやばい人になるように頑張って描いてます!」とコメントしていますが、本人もやばい人のようです
連載作品はマッシュルだけなので
これまでに発表した読み切り作品も列挙します
2018年の第89回赤塚賞で佳作を受賞(柏崎康一名義)
業績が思わしくない食品会社の採用2次面接
しかし一次試験で担当がふざけたのか参加者は
話が通じない男・垢をこする男・モンスターの3人
丁寧に一つ一つギャグが折り込まれ
セリフ回し・テンポがよく、素直に笑える秀作という評価で佳作となった
GIGA2019年WINTER Vol.1読切掲載 (柏崎康一名義)
風紀委員の山田太郎が主人公
校内でカップルがいちゃついているのを、風紀を乱すとして斧で襲ったり
(実は嫉妬している)
不良がいじめている田中君をたすけたのはいいけれど
自分の家=段ボールハウスを燃やされてしまったので、勝手に田中君の家に住むことに決めたり
自由すぎるキャラクター
GIGA2019年SUMMER Vol.1読切掲載 (こういちろう名義)
主人公のシヴァ崎くんはマッシュの原型と思われほぼ同じルックス
「“破壊”は“笑い”を“創造(つく)”る。」「☆必笑保証! 過失的破壊コメディ読切33P!!」というキャッチフレーズ
しかしならが作品はストーリー漫画
シヴァ崎くんが助けたいじめられっ子が成長する話
シヴァ崎くんのキャラ設定は
常識がない・キノコ頭・全部筋肉で解決
ドアが引きか押しかわからなくなってドアごと外してしまうギャグ
この特徴は完全にマッシュですが、好物はシュークリームではなく干し芋でした
2020年週刊少年ジャンプ9号から連載スタート(連載中・甲本一名義)
第5回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞(8位)を受賞した
海外でも人気があり日本財団の英語で読める推奨漫画5作品に選ばれる
誰もが当たり前に魔法が使える「魔法界」は魔法の能力で序列が決まり
魔法が一切使えない魔法不全者は殺処分される厳しい社会
人里離れた森の奥で日々筋トレに励むマッシュ・バーンデッドは魔法が使えない
ある日マッシュの存在が魔法警察にバレて警官に踏み込まれる
マッシュは圧倒的な筋力とパワーで凄腕の魔法使いブラッドを返り討ちにする
ブラッドはマッシュとその養父を見逃す条件として魔法学校に入学
優秀生徒の称号である「神覚者」を獲得することを要求
マッシュはブラッドの提案を飲み由緒ある名門魔法学校イーストン校へ入学
エリート魔法使いが集まる魔法学校を舞台にマッシュは超人的な肉体のみを武器に「神覚者」を目指す
2023年4月にTVアニメ化が話題
こちらがマッシュルの公式アカウントです
これってノリノリなんですかね?
自画像的なイラストはこの感じのキノコ人間を描くことが多いです
なんだかひょうひょうとしたユーモアのある人物のようですね
甲本一の経歴や作風は?デビュー作から最新作まで作品一覧まとめ
という記事でした
ペンネームを2回変えていますのでマッシュルの連載開始時には新人なのか中堅漫画家の新ペンネームなのか話題になりましたが
2018年デビューでプロ歴は長くなく1995年生まれなのでまだ若手の分類でしょう
『マッシュル-MASHLE-』がTVアニメ化で話題
今後も新作を発表し続けると思われます