賀来ゆうじ(かく ゆうじ)先生といえば代名詞ともいえるのは『地獄楽』
発売後即重版されるなど『少年ジャンプ+』の人気作となり2021年1月25日で完結
2023年にはTVアニメ化されています
タレントのつるの剛士は従兄弟にあたる
『地獄楽』における殺陣の所作の指導は、殺陣師の親戚
独特な世界感を創造する賀来ゆうじ先生とはどんな人なのか掘り下げます
賀来ゆうじ先生が漫画家として商業誌に作品を発表したのは2009年
これまでの作品や、Twitter投稿などから人物像も探っていきましょう
出身地:東京都
性別:男性
誕生日:1984年12月20日
漫画家になる以前は『週刊少年チャンピオン』編集部で浜岡賢次の6代目担当編集者(2007年〜2008年)
漫画家デビュー後も『チェンソーマン』の藤本タツキ先生のアシスタントを務めていた
基本顔出しNGのようです
検索しても顔出ししているところは見られません
基本はバトル系
前出ですが殺陣師の親戚がいるなどアクションについては
環境的に身近だったようです
好きな漫画は『寄生獣』、『殺し屋1』、『ONE PIECE』
好きな作家は水木しげる、伊藤潤二、鬼頭莫宏を挙げています
マンガ雑記編集者を経て第14回(2009年1月期)SQコミックグランプリで『おもいで税関』が佳作を受賞し『ジャンプSQ.II』(集英社)に掲載からプロ漫画家としてスタート
その後の作品を追っていきます
デビュー作・2009年に『ジャンプSQ』掲載
三上という青年と織機という若い女性が主役
『ことの発端は死んだ後』というなんだか意味不明なモノローグのあと
二人が空港のような場所に立っているところからスタート
二人は死んだ設定ですが三上は間違って死んだため、生き返れる
織機は大量の思い出をすべてを天国には持っていけないと『税関』で止められる
三上は織機の荷物を半分持つことをもちかける
この二人のキャラクターがとても魅力的にえがかれています
賀来の初連載作品
『ジャンプSQ』(集英社)2013年8月号より2014年4月号まで連載された
裏社会を舞台に親を探そうとする孤児の少年ネロが主人公
しかしネロは“魔王(ゴッドファーザー)”ドン・パゾリーニの隠し子だった
ネロは「魔王の隠し子(ザ・ハッシュ)」の手配書が回ったことで、裏の社会から狙われるようになる
母親に会うため、そしてパゾリーニ家の安住の地を手に入れるため、ネロは真の“魔王”となるべく旅を始める
人気は出ず打ち切りに終わったとされていて
賀来ゆうじとしては本作は他人に向けて描き続けていた
その反動で『地獄楽』では自分の好きなものを書いたと語っている
賀来ゆうじの代名詞といえるヒット作品
2018年1月22日より2021年1月25日まで連載で完結済
2023年4月よりTVアニメ化
江戸時代末期に最強の忍者として畏れられた画眉丸は忍者をやめようとしたことで罠にはめられ死罪人として囚われる
しかし処刑執行はことごとく失敗する
打ち首執行人・山田浅ェ門佐切に極楽浄土と噂される島から「不老不死の仙薬」を持ち帰れば無罪放免となって誰からも二度と追われなくなると告げられる
彼は「愛する妻にもう一度会うため」に、仙薬探しの道を選ぶ
無罪放免を求める他の死罪人達やそれに同行する山田一門
一見美しいが恐ろしい化物の住む謎の島で仙薬を巡る戦いが行われる。
全13巻で 完結済み
『週刊少年ジャンプ』2021年50号から2022年26号まで連載・完結済
新宿の歌舞伎町を舞台とし周囲から恐れられた少年が
裏社会を牛耳る「妖し者(あやしモン)」と戦う様子を描く
前作の「地獄楽」がとても良かっただけに期待外れという声もありますが
関東最大の暴力団「炎魔会」
その炎魔会のトップであり、新宿(歌舞伎町)を支配していた鬼王
その鬼王が亡くなったことで炎魔会から多くの組が分裂し新宿は様々な派閥が抗争する危険な状態
炎魔会は、人ではなく、‘’妖し者‘’ たちによる極道組織
妖し者とは妖怪・化け物で人間社会に溶け込み裏で暗躍
人間の少年マルオが、妖し者に追われる少女ウララを助けたことから構想に巻き込まれるが
マルオは圧倒的な強さで妖し者を圧倒
妖し者ウララと、人間マルオの2人が、妖し者の天下を取っていく
全3巻・25話にて完結しています
こちらがアカウントです
しかし人間味があふれるような投稿はありませんでした
作品の告知関連の投稿がほとんどです
個人的な投稿はしないみたいですね
顔出しNGのこともありますしプライベートは出さないタイプでしょう
賀来ゆうじの経歴や作風は?デビュー作から最新作まで作品一覧まとめ
という記事でした
読み切りが何作かありますが連載についてはデビュー作を除くこの3作
バトルもの・化け物が登場するようなものが彼のジャンル
地獄楽がTVアニメ化でこれから活躍が期待されます
今後も作品を発表し続けると思われます
詳しくはアニメでマンガで確認してみましょう