ジョニー・デップ主演の映画パイレーツオブカリビアン2・デッドマンズチェストとパイレーツオブカリビアン3・ワールドに出てくる幽霊船・フライング・ダッチマンの船長がデイヴィ・ジョーンズ
タコ足が口ひげになっている彼はジャックスパロウの宿敵
ジャック・スパロウとの因縁はなんなのか
なぜタコ足のひげなのかなどなど
気になる点がたくさんあります
もともとは七つの海に君臨した大海賊
海の女神カリプソと恋に落ちます
カリプソから与えられた使命が幽霊船・フライング・ダッチマン号で海で死んだものたちの魂を次の世界に運ぶこと
使命の代わりに永遠の命と10年に一回陸に上がってカリプソからの愛を受けられる権利を手にした
10年経って陸に上がったデイヴィ・ジョーンズをカリプソは待っていなかった
カリプソと出会えなかったデイヴィは死のうとするが永遠の命のために死ねない
それで使命を放棄した
使命を与えられたのに放棄してしまったために海の女神カリプソによって海の生物の姿にされてしまった
顔が髭の様に無数のタコの足で覆われ、右手の人差し指がタコの触手で左腕が蟹の鋏
右足が蟹の足で引きずって歩いている状態
デイヴィ・ジョーンズは魂をカタにどんな取引にも応じる
契約期限がすぎると強制労働へ連行していく
ジャック・スパロウの場合はブラックパール号の船長として13年間を過ごし
13年経過後にはデイヴィ・ジョーンズの幽霊船フライング・ダッチマン号での労役に服す契約を結んでいる
そういった願いを叶える力があるということです
彼に魂を売る契約を結ぶことで、死を先延ばしできたり何かと交換できたりする
しかし彼はその力を悪用
船を襲い生き残った水夫に脅しに近い契約を持ち掛け自分の船員(奴隷)にしている
デイヴィ・ジョーンズはカリプソにフラレて死のうとしたときに永遠の命のために死ねず、心臓をえぐり出します
心臓はそれでも動き続けている
デイヴィは心臓を箱に入れて部下に命じてその箱を隠しました
これがデッドマンズ・チェストです
ではなぜジャック・スパロウがこのデッドマンズチェストを追いかけるのか
それはジャックがデイヴィと契約したことがあるから
デイヴィ・ジョーンズは魂をカタにどんな取引にも応じる
契約期限がすぎると強制労働へ連行していきます
ジャックスパロウはブラックパール号の船長として13年間を過ごした後にはデイヴィ・ジョーンズの幽霊船フライング・ダッチマン号での労役に服す契約を結んでいる
そしてパイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェストの時点で13年目
契約を履行しないジャック・スパロウにデイヴィ・ジョーンズは怪物クラーケンを操りジャックの魂を取ろうとしていた
ジョーンズとの血の契約を逃れる唯一の方法は彼の心臓が入っているデッドマンズ・チェスト=死者の宝箱を開けること
ジャックは宝箱の鍵を手に入れようと奔走する、というのが映画のストーリー
デイヴィ・ジョーンズの監獄(Davy Jones’ Locker)と言う表現は昔からあります
最も古い明確な履歴は1726年の小説の中に登場
その後様々な小説、楽曲、映画、ドラマなどにでてきます
海底の意味で、溺れた船乗りの死や船の沈没を表す慣用句
「気に入らないやつはデイヴィ・ジョーンズの監獄に放り込んでやる」
つまり海の底に沈めてやるといったふうに使われます
ではデイヴィ・ジョーンズとはなにか
船乗りの間で信じられている悪魔で、19世紀の辞書に「ヨナの亡霊」と記述されている
(ヨナは旧約聖書に出てくる預言者で神に逆らって海に放り込まれて魚に飲まれた)
前出の小説ではデイヴィ・ジョーンズは皿のような眼と三列の歯を持ち、角としっぽが生え、鼻から青い煙を出すとされている
パイレーツオブカリビアンのデイヴィ・ジョーンズの正体は何者?モデルは伝説の悪霊?という記事でした
タコ船長として知られている登場人物でジャック・スパロウの宿敵
デイヴィ・ジョーンズ・ロッカーとは英語圏では18世紀から水死という意味の慣用句として使われている言い方で
その場合のデイヴィ・ジョーンズは海の悪魔と言われる
劇中のデイヴィ・ジョーンズは幽霊船・フライング・ダッチマン号で海で死んだものたちの魂を次の世界に運ぶ役目を担っていて永遠の命を持つ
ジャック・スパロウがデイヴィ・ジョーンズを敵視する理由は13年前の契約に起因
では契約とはなんなのか映画の中で確認してみましょう