パイレーツオブカリビアンはウォルト・ディズニーが直接手掛けた最後のディズニーランドのライドアトラクションである「カリブの海賊」からの創作物語の映画
映画史上最高額の制作費用は驚異の3億ドル
*3億ドルの制作費をかけた映画はこれまでにパイレーツ・オブ・カリビアンとアベンジャーズのみ
第一作ではアカデミー賞にノミネート・MTVムービーアワードも受賞しました
ティズニーランドのカリブの海賊をモチーフに作った話なので原作はないと言われていますが関連書籍がいくつかあります
もともとはスピルバーグ監督作品のアニメ映画のためにテッド・エリオットが脚本を作成してたが作品化は実現しなかった
ディズニーは実写映画を想定して他の脚本家に依頼していたが単なる海賊映画でしか無い出来栄えに幻滅しテッド・エリオットを含む別チームに書き直しを依頼し映画化
1作めのヒットを受けて、続編2作の制作が決まる
スケジュールがきつい中で脚本が遅いからと監督がどんどんストーリーを作っていってしまったというエピソードがあります
例えば、ティア・ダルマは単なる脇役で、絵コンテにちょっと描いてある程度だったのに監督がメインキャラのひとりにしてしまったという感じ
撮影しながらストーリーを作っていったのでは原作ではないですね
他の多くのディズニー映画同様に映画化後にアイリーン・トリンブル名で小説化されています
1作目:呪われた海賊
2作目:デッドマンズ・チェスト
3作目:ワールズ・エンド
4作目:生命の泉
5作目:最後の海賊
偕成社より日本語版で刊行されています
しかし原作本ではなくてあくまで映画の書籍化
本・パイレーツオブカリビアンで検索すればネット書店でもすぐに購入できます
映画化されていない番外編のストーリーが小説化されているものがあります
今後映画化されるかもしれません
パイレーツ・オブ・カリビアン外伝 シャドウ・ゴールドの秘密(全5巻)
パイレーツ・オブ・カリビアン 自由の代償(全2巻)
パイレーツ・オブ・カリビアン ジャック・スパロウの冒険(全12巻)
舞台は映画第一作の13年前
何者かによって、呪いをかけられてしまったジャック・スパロウ
その呪いを解く秘薬シャドウ・ゴールドを求めて、七つの海をめぐる冒険の旅へ
待ち受ける敵はカリブ海の中で最も残忍な海賊シャドウ・ロード
ティア・ダルマはシャドウ・ロードを止めるため世界中に散らばった9つのシャドウ・ゴールドを回収すべくジャックたちを派遣
ジャックはヘクター・バルボッサの助けを借りて海賊長たちと会っていき
行く先々に現れる東インド貿易会社と戦う
*もちろん映画シリーズが先にあり後付けで作ったエピソードです
映画シリーズよりもシャドウゴールドよりも前の設定
まだ船長となる以前
ジャックは東インド貿易会社の商船の一等航海士として働いていた
5年前、ヘクター・バルボッサ船長の船が何者かに襲われた事件をめぐって”掟の番人”ことエドワード・ティーグに背いて以来海賊に戻れずに海で生きるために選んだ道
突然海賊船”ヴェンガンザ号”に襲撃される
女船長エスメラルダはジャックにとって忘れられない女性だった
積荷の被害を最小限に留めて無事に西アフリカ・カラバルへと到着したジャック
東インド会社の重役カトラー・ベケットはジャックに興味を抱き自分の船を与えると申しでる
狙いは西アフリカ沖に浮かぶ伝説のケルマ島の宝”ゼルズラの心臓”を探し当てること
ベケットと宝を山分けする契約を結びケルマの秘密を知ると思われる奴隷アイシャを連れてカラバルを出発するがもちろん波乱が起きる
*A・C・クリスピンによる2011年の冒険小説であり映画シリーズ3作目が発表された後に刊行された創作エピソード
更に設定の時代は遡って16歳の“少年”ジャック・スパロウ
子供向けのシリーズで全12巻です
デイヴィ・ジョーンズとの契約のきっかけにもなったセイレーンとの因縁や
コルテスの剣が呼び覚ました征服者(コンキスタドール)、エルナン・コルテスの亡霊とのバトル
もちろんデイヴィ・ジョーンズも登場
パイレーツオブカリビアンは原作本がある?書籍ジャック・スパロウの冒険やシャドウ・ゴールドの秘密とは? でした
映画先行なので映画の元になった小説や漫画などはありません
しかし後付ではありますが映画になったストーリー以前のエピソードとして小説がいくつか発表されています
パイレーツ・オブ・カリビアン外伝 シャドウ・ゴールドの秘密(全5巻)
パイレーツ・オブ・カリビアン 自由の代償(全2巻)
パイレーツ・オブ・カリビアン ジャック・スパロウの冒険(全12巻)
今後新作が製作されるようであればストーリーに影響すると思われますので
チェックしてみましょう