永遠の昨日は2022年秋ドラマとして実写化
原作はBL学園小説ですが泣けるBLと評判の小説
高校生の山田浩一が同級生の青海満と登校中にトラックにはねられる
しかし即死のハズの山田はすぐに立ち上がり学校に行くが心臓は動いていないし頭蓋骨も陥没している
生きている死体
このドラマの結末はどうなるのかネタバレですが解説していきましょう
原作での話の流れを追っていきます
今のところ原作どおりのストーリーなので
そのまま再現されるものだと思われます
それでは生きている死体ってどういうことなのか
まずはそこを掘り下げてみます
ゾンビの定義
何らかの力で死体のまま蘇った人間の総称
ホラーに登場し「腐った死体が歩き回る」という描写が多くなされる架空の存在
生前と同じ意識はなく多くは自発的意思のない人間として描かれる
今回の山田浩一の場合
・生前と同じ意識を持っている
・死体であるが腐ってはいない
という点が異なっています
時間が経つに連れて浩一の姿を見ることができないという人が増えてくる
見えない人がいるというのは幽霊に近いです
霊感を持っている人にしか見えないというパターン
しかし事故直後に病院で診察してもらったときにはレントゲンも撮れている
実際に体に触ることができるという点ではいわゆる幽霊とは異なる
浩一の姿が見える人に対しては体がある存在
浩一の姿が見えない人に対しては存在しないもの
相手によってこの2種類になる存在であり幽霊でもゾンビでもない
ネタバレになりますが生きている死体が存在できる期限は数日
週末を待たずに浩一は消滅します
最終的に死体はどこにあったかというと浩一の自宅の布団
首とか足が骨折している状態で見つかって事件だと騒ぎになってマスコミも騒いでいた
しかし生きている死体のことを覚えているのは主人公の青海満と霊感のあるクラスメイトの鏡屋寿美子
もしかしたら満の父親くらいでそれ以外の人たちは突然亡くなったという記憶しか残っていない
結論から言うと、大枠ではストーリーを踏襲しています
最終回ではSEXシーンがありますがそれがあっさりとベッドで裸でのキスになっています
原作では結構ハードなラブシーンです
『もう逝っていいよ』という満のセリフも省かれてしまっています
ここが泣けるBLの泣けるシーンなんですけどね
動かなくなった浩一の死体が発見された場所も違います
原作では自宅の布団の中ですがドラマでは事故のあった草むらです
最後のシーンも原作では20年後に同級生の仲間で浩一のお墓参りに行っていますが
ドラマでは5年後に同級生が同窓会的に集まっていて満に電話をしてきます
しかし満は浩一と行った思い出のキャンプ場でソロキャンプをしている
いずれも最後をあっさりと時間をかけずにまとめるために変更したのだと思われます
山田浩一は亡くなってしまうのでそこはハッピーエンドとはいい難い
しかし原作では生きている死体という存在になっても思いを果たせたということではハッピーエンドと言って良いかも知れません
思いを果たせたというのはもちろんこういうことです
浩一の妹が生まれた日に浩一は満の家に泊まる
その時です
原作ではかなり具体的で
生きている死体の浩一が攻めで主人公の満が受け
うまくいかなくてバスルームからジェルを持ってきて潤滑剤につかってみたり
そして満は声をかける
”浩一が一番好きだ、だけどもう逝っていい、俺は大丈夫だから”
そして朝になったら生きている死体の浩一は消滅していた
ドラマでは映像はベッドでのキスシーンで終わっています
満の父親から浩一の家族は浩一の姿が見えているのか?と話がありました
そして母さんのときと同じだと続きます
つまり満の母親も『生きている死体』状態になってから亡くなっていたと
父親と満にだけしか見えていなかった
患者が病室から消えたと騒ぎになったが自分の病院だったのでなんとかごまかしたと
満の夢だと思っていた母の記憶の多くはこの生きている死体の母親
母は闘病中の姿は満に見せたくないと距離をおいていて
生きている死体になってから満の前に頻繁に現れた
すべてを理解していたので父親は冷静に
彼は逝ったのか?と浩一のことを満に聞いてきた
浩一が逝ってしまった朝に
永遠の昨日のドラマのラスト結末をネタバレ!最終回はハッピーエンドなのか原作と比較 でした。
関連記事はこちら
永遠の昨日の実写版ドラマ出演俳優一覧まとめ!相関図で関係性を解説!