原作はビッグコミック連載のマンガ
ジャズのサックスプレイヤーを目指す仙台の高校生が東京に世界へとスケールアップしていくお話
2023年に第一シリーズのBLUE GIANTはアニメ映画化
舞台はまず仙台でそこから東京
仙台での話の中にバーナムが出てきますね
そのバーナムについて解説していきます
ブルージャイアントの登場人物はたくさんいます
その中でバーナムとスポック(シュプリームに登場)だけ異質
それは犬だから
バーナムはミニチュアシュナウザー
スポックはチワワ
テリアの一種ですがイギリスではなくドイツが起源の犬種
もちろんスタンダードシュナウザー(ジャイアントシュナウザー)という犬種もいて
世界大戦のときにはドイツの軍用犬として活躍していました
小型犬と交配してサイズだけ小さくしたのがミニチュアシュナウザー
毛色はグレーで眉毛があるような顔つきなので子犬のころからおじいさんのような風貌です
ジャパンケンネルクラブの定義では
体高:30cm~35cm
体重:7Kg前後
正方形でがっしりした体格が特徴
価格の相場は30万円から40万円程度です
聡明ながらも、好奇心旺盛で遊び好きな性格
頑固な面もありますが家族に対しては愛情深いので正しくしつけを行えば子どもの相手もできるでしょう
警戒心があるため、見知らぬ人や犬には吠えることがありますが、人によく従うため社会化トレーニングを行えばコントロールは可能
ブルース・リーはミニチュアシュナウザーをペットとしてかわいがっていました
他にも戸田恵梨香・米倉涼子・新木優子・北村匠海・ダルビッシュ有・竹内涼真・伊野尾慧・前田敦子などなど多数です
飼いやすくて他人には吠えても飼い主にはなつく感じ
やんちゃなところもあるので柴犬のようですがルックスが違いますね
もちろん洋風なルックスが日本ではウケているのでしょう
高校生の宮本大が仙台の広瀬川の河川敷でサックスの練習をしていた夏休みのある日
上半身裸で練習していた大がおまわりさんに呼び止められていたとき
ミニチュアシュナウザーが大のサックスケースにおしっこしていました
それがバーナム
その時はバーナムは一人で走り去ってしまいました
次に出会ったときは飼い主の本村さんと一緒でした
本村さんは河川敷での大のサックスの練習を聞いて音が好きだと言ってくれました
次に登場した時はペットホテルに行きたくないと逃げだしてきたバーナム
飼い主さんが出張の間3日間ペットホテルに預けられるのが嫌だと練習をしていた大のところに現れる
大はペットホテルの代わりに預かると申し出て3日間一緒に過ごす
そのころ大は自分の曲を作ろうと思案していました
バーナムが飼い主の本村さんのところに戻って数日後
本村さんがトンネルでサックスの練習をしている大の前に現れる
交通事故で亡くなってしまったバーナムを抱いてです
これから埋葬に行くのだと
悲しみに暮れる大の頭の中でメロディが浮かぶ
それが『バーナムラブ』という曲
バーナムの事故から1週間後に本村さんにこの曲を聞いてもらう機会がありました
曲を聞いて涙する本村さんの姿がすべてを物語っています
バーナムと言う名前はJAZZゆかりの名前だと予想できます
ソウルミュージックのミュージシャンHidle Brown Barnum(H.B Barnum)からでしょう
アメリカのピアニスト、アレンジャー、レコードプロデューサー、ソングライターです
Northern Soulクラシックス”Judy Street – What”など数々の名作を生み出しました
ブロードウェイ・ミュージカルにも『BARNUM』という作品ありますが
JAZZということだとミュージシャンの名前のほうが由来だと思います
ブルージャイアントに登場するバーナムとは?曲名になった経緯も解説
という記事でした
「バーナムラブ」演奏シーンはブルージャイアント屈指の名シーンと言われています
このミニチュアシュナウザーが大のミュージシャンとしての資質を引き出したのは間違いない
BLUE GIANTをお得に読む方法!
→BLUE GIANTを最安値で読む方法!電子書籍サービスならここまで無料購読できる!
BLUE GIANTの映画での声優についてはこちら
→BLUE GIANTのアニメ声優は下手でひどい?宮本大や澤部雪祈のセリフが棒読み?