石塚真一(いしづか しんいち)先生は今話題のJAZZマンガ、BLUE GIANTのマンガ家
BLUE GIANTは彼の作品としては2作目の映画化作品
岳 みんなの山 という、山岳救助マンガは2011年に実写映画化
こんな独特な世界感を創造する石塚真一先生とはどんな人なのかを掘り下げてみます
石塚真一(いしづか しんいち)先生がマンガ家として活動開始したのは2001年
これまでの作品や、Twitter投稿などから人物像も探っていきましょう
1971年茨城県、現在の常総市生まれ
中学校ではブラスバンド部、高校は京華高等学校
南イリノイ大学新潟校に進学し、22歳のときにアメリカの本校に渡った
その後山に魅せられ、気象学を専攻するためカリフォルニアのサンノゼ州立大学に転籍
渡米中にロック・クライミングも始める
帰国後、28歳のころに漫画家を目指す
自分の知識の深いジャンルについて描いていくスタイル
山岳救助を主題とした『岳 みんなの山』は大学時代に山に傾倒していた経験が
BLUE GIANTではJAZZ好きで、自分でもブラバンや、ギターを引いていた経験が生かされている
それでは発表されている作品を見てみましょう
古い順・シリーズ別にいくつか紹介します
2001年の第49回小学館新人コミック大賞一般部門で入選
冴えない中年男性がほかの人物と不倫をしている女性会社員に恋をするというストーリー
ドロドロの不倫話かと思いきや、爽やかな感じにまとまっている秀作
2002年に『ビッグコミックオリジナル増刊』に掲載されデビュー作となった
コミックスとしては↑↑この短編集に収録されています
岳 みんなの山は『ビッグコミックオリジナル増刊』『ビッグコミックオリジナル』に2003年 – 2012年に連載された、山岳救助マンガ
タイトルは、コミックスでは『岳』のみとなる
島崎三歩(しまざき さんぽ)が主人公
世界の名峰に登頂し、アメリカで山岳救助経験を積んだ
日本へ戻り主に北アルプスで山岳救助ボランティアとして活動
そのもとに、長野県警山岳遭難救助隊の新人、椎名久美がやって来る
椎名は、実際の現場で遭難者を救うことが出来ない現実に自信を失う
なぜ人は山に登るのか、救助を続けるのかを問い続け、様々な現場を経験することで
山岳救助のプロとして成長していく
2011年に、実写映画化
島崎三歩 – 小栗旬
椎名久美 – 長澤まさみ
前出の『TOKYO CHECK IN[東京チェックイン]』という短編集
2009年
収録作品:「そんでよし!」「東京チェックイン」「This First Step」←既出のデビュー作
「そんでよし!」は、東京下町の占い師・肘肩梅ノ介、通称ウメさんが、街の人々の悩みに体当たりで挑むハートフル・コメディー
「東京チェックイン」は、世界中を旅してまわる、いわゆるバックパッカーの青年・渡
渡が旅に出た理由は、東京の雑踏のなか、ガイドブック片手にひとり佇む外国人旅行者の淋しそうな姿を見ても、何もできなかった自分を変えるため
BLUE GIANT | 2013年 – 2016年 仙台空上京編 |
BLUE GIANT SUPREME | 2016年 – 2020年 ヨーロッパ編 |
BLUE GIANT EXPLORER | 2020年 - アメリカ編 |
BLUE GIANTの作者というのが、今一番わかりやすい表現かもしれません
JAZZに撃たれた仙台の高校生、宮本大が世界一のテナー・サックスプレイヤーを目指す
仙台でバークリー音楽院出身の音楽講師、由井に師事し、基本を叩き込まれ
うまいのではなく圧力のある演奏ができる大は可能性があると東京に送り出す
東京で、No.1ジャズクラブ、SO BLUE出演を果たす
BLUE GIANT SUPEREME ではヨーロッパへ活動の場を移す
BLUE GIANT EXPLORER ではアメリカに活動を移していきます
最近ではBLUE GIANT絡みのJAZZ関係の対談などが多いようです
そして、仙台にも支持者多数ですね
(先生は仙台出身ではなく、出版社の担当さんが仙台出身です)
結構フランクな方のようで、作中にでてくる中華屋さんの看板にもこんな感じです
BLUE GIANT がアニメ映画化されて話題の漫画家、石塚真一(いしづかしんいち)先生についての記事でした
アメリカ留学など、ちょっと変わった経歴の人のようです
BLUE GIANT 、まずは、この作品のアニメ化を見てみましょう
今後、新しい情報がはいりましたら順次追加していきます