六本木クラス、結末についての記事です
梨泰院クラス(韓国の大ヒットドラマ)の日本版として前評判がかなり高かったドラマ
テレビ朝日系で2022年の7月から9月末まで放送されていました
原作との違いについてかなりの賛否両論でしたが
最後の結末についてもこれまた賛否両論で話題になっています
それではどこが問題視されているのか、解説していきましょう
舞台が韓国の梨泰院から日本の六本木になったということ以外は、およそそのまま継承しようとしていたのだと思われ、最終的に宮部新たちRCが長屋グループを買収し、傘下に入れるというのは同じ
しかし細かいところで『違う』という声が上がっています
制作側としてはなるべくイメージの近いキャスティングを狙ってつくった
しかし、制作側の感覚と原作ファンの感覚、日本のドラマファンの感覚のズレが問題
特に最終回の各シーンは色々と問題視されています
原作では、『仲間のためだったら』というところが強調されています
しかし、ドラマの中では、こんなことで土下座を強要するとは長屋茂はくだらない男だった、ということが強調されている
日本版は、ビジネスで打ち勝つということを強調したテーマになっているのか
ちょっとざわざわしていました
梨泰院クラスでは、同じような展開で土下座しています
(食べていたのは、スンドゥチゲでしたが、日本ではからあげ)
お金を持ってきていないと切り出して、そして、買収しないでくれと、土下座する流れ
六本木クラスでは、こうなっていた
香川照之ということは土下座要員だな、と、ほぼすべての梨泰院クラスを知っている人は思ったはず
半沢直樹の大和田をまたやるんだな、と
ここでも、ビジネスで勝つというテーマに則って、憎しみや恨みはもはや関係ないといった、クールな感じに仕立てているんでしょう
おおむね好評のようです
梨泰院クラスでは、イソとパク・セロイの濃厚キスシ-ンがありました
六本木クラスでは、新と葵は六本木ヒルズ屋上展望台のスカイデッキ(ベタですね)で”愛してる”と何度も言い合って顔を寄せるのですが
ロマンチックな雰囲気にはならずに、バックハグして終わります
あれ??という声が多くありました
梨泰院クラスではかなり濃厚なキスシーンだったので、平手友梨奈ファンは心配してたかもですね
梨泰院クラスでは、愛憎劇、人間ドラマ的なものが中核にあった
六本木クラスでは、スマートにビジネスで打ち勝つという都会的な話にしたかった
新の土下座については、長屋茂に軽蔑の言葉を投げかけたのは、後付けであり、あくまで葵を守るためということはみんなわかっているようです
ここは設定、と言うことですね
香川照之といえば、土下座、土下座といえばTBSドラマの半沢直樹の大和田常務という国民的なイメージがありますので、それを踏襲したくなかったというのが一つ
スマートにビジネスで打ち勝つという都会的な話にしたかったというのも
間に合っていたとするのならば、香川照之のイメージアップ、なんで降板させないんだ!という世論を意識してのイメージアップ戦略も予想されます
多くの意見は好意的ですね
キスシーンについては、梨泰院クラスでも賛否両論でした
突然キスシーンでイソが色っぽくなった、キスシーンが長い、初めてのキスじゃなかったのか?濃厚すぎるだろうと言った意見
こういった批判を避けたいという意図があったのだと思いますね、オクテの二人という設定ですから
また、平手友梨奈の事務所的に、梨泰院クラスを見て、こういうのはちょっと困ると注文をつけた可能性もあります
平手友梨奈はこれまでにキスシーンを演じたことがありませんので
六本木クラスの結末は意外・予想外?梨泰院イテウォンクラスとの違いやなぜそうなったかの考察も でした