家庭教師のトラコは日本テレビ系水曜日22:00枠、2022年7月から開始の完全オリジナルなドラマ
原作小説や原作漫画などはありません
志望校合格率100%を誇る一風変わったカリスマ家庭教師が主人公のお話です
家庭教師のトライと字面が似ているというのも話題になっていますが、特にスポンサーになっているなどの関係は無いですね
脚本家の遊川和彦は、これまで『女王の教室』、『家政婦のミタ』、『同期のサクラ』など一風変わった女性キャラクターを主人公にするストーリーが得意な印象
今回もロボット的な一見感情のないタイプの主人公になっていくのだと予想します
それでは、キャスティングと相関図について説明していきます
まずは、配役を表にしていきます
若手、子役など、これからの俳優さんも多いイメージです
役名 | 俳優 |
根津寅子 | 橋本愛 |
福田福多 | 中村蒼 |
中村真希 | 美村 里江 |
中村朔太郎 | 細田善彦 |
中村千恵 | 加藤柚凪 |
下山智代 | 板谷 由夏 |
下山満男 | 丸山智己 |
下山高志 | 阿久津慶人 |
上原里美 | 鈴木 保奈美 |
上原利明 | 矢島健一 |
上原 守 | 細田 佳央太 |
上原 椿 | 長見玲亜 |
主役の根津寅子は橋本愛 (はしもとあい)
1996年生まれの女優・モデル ソニー・ミュージックアーティスツ所属
「第33回 ホリプロタレントスカウトキャラバン」最終候補者
2009年ミスセブンティーン
彼女の知名度が上がったのは、朝ドラ『あまちゃん』で能年玲奈と潮騒のメモリーズの役を演じてからでしょう
神秘的な雰囲気からか、アイドル女優ではなく、実力派女優として評価されています
今回の根津寅子は、合格率100%を誇る謎の家庭教師
授業料は言い値で良い、授業のある日は泊めてもらうなど一風変わった条件を提示するミステリアスなイメージ
配役については、もう少し年かさの人のほうが良いのでは?という声もありますが、おそらくもともと橋本愛を想定して書かれた役だと思われるので、寅子=橋本愛を軸に話していきたいと思います
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中村蒼(なかむらあおい)は1991年生まれの俳優 レプロエンタテイメント所属
2005年第18回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストグランプリ
朝ドラ『エール』にもでていました
今回の福田福多は寅子の幼なじみで同じ養護施設出身、東大卒、寅子の仕事のコーディネイトと生活の面倒を見ている(洗濯や週末の食事など)
ハイスペックのはずだが寅子の前ではイケてない感じになるのはこういったドラマの定番の設定ですね
特に彼が役の設定に合わないという声は入っていません。
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美村里江(みむらりえ)の旧芸名は『ミムラ』でした
1984年生まれの女優・エッセイスト・モデル スターダスト所属
2003年に月9ドラマ『ビギナー』でいきなり主役デビュー
大河ドラマ出演の際にスタッフフロールのカタカナの名前に違和感を感じて改名しました
中村真希は、新聞社に務めるキャリアウーマンで、娘を名門小学校に入れたいお母さん
美村が演じるにあたっては、ちょっと若くみえるので違和感があるが、実年齢でもアラフォーなのでまあそうかな、という感じです。
でも、吉田羊のほうが適任という声もあります
こんなTweetがあります
いちばん左ですね
1988年生まれ 俳優 アルファエージェンシー所属
代表作は2007年のドラマ『ライフ』
実家は大手和菓子屋・榮太樓總本鋪
中村朔太郎は、中村真希の夫で真希にコンプレックスを感じている
玩具メーカー勤務で、娘には名門小学校でなくていいからのびのび育ってほしいと思っている
真希よりも気弱な感じは良いが、ちょっと若すぎるかと言う声もあります
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かとうゆずな 2015年生まれ 子役 テアトルアカデミ-所属
ドラマ『監察医 朝顔』で上野樹里の娘役でした
最近ではNHKドラマ『カナカナ』で人の心が読める少女、佳奈花役です
今回の中村知恵は、名門小学校受験に疑問を持つ園児役なので、ぴったりでしょう。
キャスティングへの不満は聞こえてきません
関連Tweetはこちら(カナカナ関連です)
1975年生まれ 俳優 アミューズ所属
1994年から『PeeWee』の専属モデル
朝ドラや大河ドラマなど出演多数
今回の下山智代は、定食屋を営むシングルマザーで息子を私立中学に入れたいと思っているが、入れなかったら息子の親権を譲れと元旦那に言われているという役どころ
年齢的には合っているんじゃないかということであまりキャスティングに対して不満の声は聞きませんが、ぴったりだという声も聞きません
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1975年生まれ 俳優としてキューブ所属 モデルとしてギグマネジメントジャパン所属
代表作は映画『NANA』、ドラマ『コードブルー』など
下山満男は、下山智代の別れた旦那で、もし息子(高志)が市立中学に入れなかったら親権を譲れと、智代に詰め寄る役どころです
年齢的にも、エリート風な風貌にしても、おおむね配役は好評ですね
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2010年生まれ 子役 スマイルモンキー所属
大河ドラマ『いだてん』、朝ドラ『おかえりモネ』など出演多数
今回の満男は、私立中学受験を目指す小学生役なので年齢的に合致しているのでOKですね
1966年生まれ 女優 アライバル所属
第9回ホリプロタレントスカウトキャラバン審査員特別賞
代表作は『東京ラブストーリー』
上原里美は銀行重役の後妻で連れ子を夫の親類に認めさせるために東大に入れたい役
鈴木保奈美のイメージではないという意見もありますが、ドラマ『35歳の少女』で見せた教育ママも浸透しているので想定内という意見もありで賛否両論ですね
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1956年生まれ 俳優 パパドゥ所属
遊川和彦作品の常連 朝ドラ・大河ドラマの常連
上原利明は銀行役員で、後妻である上原里美の夫
エリート意識のある一族で、後妻と連れ子は劣等感を抱いている
矢島健一が演じるにあたっては、適役だという声が多いです
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ほそだかなた 2001年生まれ 俳優 アミューズ所属
代表作は『ドラゴン桜2』
上原守は東大受験生の役なので、ドラゴン桜2と同じで、これは適役だという評価です
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2002年生まれ 女優 スィートパワー所属
2017年、『人は見た目が100パーセント』でドラマデビュー
上原椿は、守の義理の姉で、音大生、バイオリン専攻の役
バイオリン・音大生というと、美人のお嬢様のイメージだが、彼女はイメージ通りという声が多いです
家庭教師側と生徒の3つの家族がほぼすべての出演者です
こんな感じですね
中村家は娘を名門小学校に
下山家は息子を有名市立中学に
上原家は息子を東大に
それぞれ受験のためにトラコを頼るわけですが、単にお勉強だけではない背景がありそうです
今回はドラマ『家庭教師のトラコ』に出演している俳優について解説していきました
キャスティングについては賛否両論ありますが
今回のストーリーは原作のないオリジナルで脚本は主役の橋本愛ありきで書かれていると考えると、橋本愛は批判の対象ではない
生徒の親の役にちょっと若すぎないかとか、以前に出ていたドラマのイメージと違うといった戸惑いの声が少し
息子、娘役や、旦那役はおおむね好評ですね
実際にドラマを見た結果の感想がどうなるか、人それぞれですが、おおむねキャスティングについては問題なさそうです