俺だけレベルアップな件はChugongによる韓国の小説作品
もちろんマンガ化されていて
韓国語版は2018年3月4日 – 2021年12月29日カカオぺージにて連載
日本語版は2019年3月1日– 2022年1月21日ピッコマにて連載
異次元と現世界を結ぶ通路『ゲート』が現れた世界
『ハンター』と呼ばれる能力者たちがゲート内のダンジョンに潜むモンスターを倒して対価を得ていた
「人類最弱」と呼ばれるハンターの水篠旬は、ある日、二重ダンジョンに迷いこみ「システム」によって特別な能力を授かる
それは『自分だけがレベルアップする能力』だった
2024年冬にTVアニメ化が話題
この作品にはジャンプ作品の中でも人気のあるHUNTER×HUNTERのパクリではないかという疑惑がある
この記事ではどうしてパクリ疑惑が生まれたのかについて解説します
パクリだと言っている方々の投稿を見ると
キーワードは「キメラアント」であることが共通しています
それぞれの作品での「キメラアント」について解説
キメラ=アント編と呼ばれる長編シリーズの敵として登場する生物
本来は女王蟻は大きくても10cm程度だが、体長2mはある巨大な女王蟻の脚が浜辺で発見される
多数のハンターや民間人が死亡したことで、討伐隊や研究チームが編成された
もちろん敵として討伐対象になる
女王蟻は他生物を食べることでその生物の特徴を次世代に反映
より強い生物に目をつけて捕食しようとする傾向がある
餌として気に入った種は徹底的に喰い尽くす
もちろん人間を捕食対象として目をつけた
HUNTER×HUNTERではこのキメラアント編として
コミックス18巻から30巻まで描かれている
キメラアントという名称ではありませんが
酷似したキャラクターが登場
これを一目見てキメラアントだ!という連想をした人が多く
パクリ疑惑になっています
アリという昆虫の性質上、女王アリといった設定があるのは当然ですが
女王蟻が産んだ兵隊の中に特別強い王が存在する点は共通設定
たしかにアリのモンスターを登場させたことで
設定上類似点はあります
突然始まるエピソードや敵が蟻のモンスターであること
特別強い王の存在することなど共通点はいくつかある
しかし、「俺だけレベルアップな件」では主人公は蟻の王に勝利しますが
HUNTER×HUNTERでは終戦後ハンター協会の政治的思惑により、「新種の魔獣」として人類との共生が認められる
違った展開ですので、ストーリー展開もパクリではない
「俺だけレベルアップな件」ではハンター達の敵である蟻は王以外はあまり強くなく、1匹1匹個性があるわけでもない
HUNTER×HUNTERではキメラアント達は見た目も1体1体異なり、能力もそれぞれ
実際、パクリだと感じないという意見も多く、全くのパクリとは異なる印象を受ける
俺だけレベルアップな件はHUNTER×HUNTERのパクリ?疑惑の原因となったキメラアントについても
という記事でした
原作者ChugongがHUNTER×HUNTERをパクったのかというとそうではなく
アリのモンスターを登場させたことでイメージが似てしまったのでしょう
しかしアリの王がアリたちの中で突出して強いということは
偶然なのか不自然に似ていると言えます
総括して完全なパクリとは言えないのではないか、という印象でした
俺だけレベルアップな件のマンガを読む方法